「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)大会9日目。女子シングルス準々決勝で、昨年に優勝した第3シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)は第19シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)に2-6、…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)大会9日目。女子シングルス準々決勝で、昨年に優勝した第3シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)は第19シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)に2-6、3-6で敗退した。試合時間は1時間24分だった。

スティーブンスは、冒頭にはセバストワとサービスをキープし合う均衡の取れた形でゲームをスタートさせた。

しかしスティーブンスは第4ゲームでピンチに。セバストワに対してアンフォーストエラーなどの失点を重ね、スティーブンスは15-40のブレークポイントを迎えた。さらにフォアのミスで失点してしまい、スティーブンスは1ブレークダウンのビハインドとなった。

第1セットはそのまま、スティーブンスはセット奪取をセバストワに許してしまい、劣勢に立たされてしまった。

第2セットに入ると、スティーブンスは冒頭から再びピンチに。セット開始から自身最初のサービスとなった第2ゲームで、スティーブンスは3度連続で失点。3ブレークポイントとなった。続くポイントでもセバストワのミスから1度はしのいだものの、スティーブンスはフォアハンドのミスからブレークされてしまった。

さらにスティーブンスは続くゲームでブレークバックしたものの、第4ゲームで再びブレークを喫して、同選手にとっては厳しい形でゲームは進行。

その後、1ブレークずつを分け合ったが、スティーブンスは、セバストワに追いつくまでには至らず。そのまま第9ゲームのサービスをブレークできずに、敗退が決まった。

準々決勝で勝利したセバストワは、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)とカロリーナ・プリスコバ(チェコ)の試合の勝者と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのスティーブンス(右)

(Photo by Al Bello/Getty Images)