「全米オープン」（アメリカ・ニューヨーク／8月27日～9月9日／ハードコート）の大会7日目、男子シングルス4回戦で第1シードのラファエル・ナダル（スペイン）がニコラス・バシラシビリ（ジョージア）と対戦。第1、第2セットを取ったナダルだったが…

「全米オープン」（アメリカ・ニューヨーク／8月27日～9月9日／ハードコート）の大会7日目、男子シングルス4回戦で第1シードのラファエル・ナダル（スペイン）がニコラス・バシラシビリ（ジョージア）と対戦。第1、第2セットを取ったナダルだったが、第3セットは6(6)-7とタイブレークの末に落とした。

第3セットはナダルのサービスから。第1ゲームをキープして勢いに乗るナダルが第2ゲームで0-40と3本のブレークポイントを握る。しかし、ここは粘るバシラシビリにキープされた。すると続く第3ゲームでこの試合で初めてブレークを喫してしまう。

ナダルもバシラシビリのどんどん打っていく様に押され始める。

ところがナダルは直後の第4ゲームでブレークバックに成功し、すぐに追いついてゲームカウント2-2とした。

そしてそこからお互いにキープが続き、第3セットはタイブレークで決着をつけることになった。先にミニブレークに成功したのはナダルだが、すぐにミニブレークを返されてしまう。その後も一進一退の攻防が続き、ポイント5-6とバシラシビリにセットポイントを握られてしまった。ここは一旦しのいだが、再びセットポイントを握られると、ここをしのぎきることができずに6(6)-7でナダルが第3セットを落とした。

バシラシビリもこのセットだけでウィナーが23本と、世界ランキング1位相手に気圧されずに攻めきった。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第4セットに進んでいる。（テニスデイリー編集部）

※写真は「全米オープン」4回戦で対戦中のナダル

(Photo by Alex Pantling/Getty Images)