「すみません、、、本当に思い浮かばないんですよ。座右の銘とかそうゆうの。すみません、、。」

 

はにかんだ笑顔でカメラの前に現れ、インタビュー前にも一礼するどこか清々しさのあるe-athleteがてぃーの選手だ。

インタビューに応じるためKONAMI本社に訪れたてぃーの選手

スポブルでは、eスポーツ選手たちを「e-athlete(イーアスリート)」と名づけて、そのプロフェッショナルなeスポーツへの取り組みを追いかけている。

2018年の夏、NPBとKONAMIの共催による「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」の開催が発表された。e-athleteにとって激動のシーズンになることは間違いないが、この渦中でも変化を楽しむように自然体でモニターに向かう姿に、e-athlete てぃーの選手の強さの本質が隠されているように感じずにはいられない。

オンラインで対戦した手強い相手として「てぃーの」という名前をあげるe-athleteは、多い。その強さは各大会でも発揮され、2016年シーズンに「パワプロフェスティバル2016」にエントリーすると、翌年2017年シーズンには「パワプロチャンピオンシップス2017」に出場し上位入賞。そして今秋は「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」で、史上初のプロ野球eスポーツ選手の道に挑戦する彼のe-athlete人生は、順風満帆のように見える。

しかし、e-athleteてぃーの選手は「パワプロ」の怖さを知り尽くし、戦いの酸いも甘いも嚙み分けているようだ。技術に関しては、冷静な自己分析をしている。

 

ストロングポイントは、ただ一つ。

 

それは「強振での打撃」だ。

 

 

 多くのe-athlete選手が、スィートスポットが大きくヒットがより打ちやすい「ミート」打法を併用するのに対して、てぃーの選手は一貫して、「強振」だけしか使用しない。強振では、ホームラン性の打球がでやすいが、その分ピッチャーのボールを捕らえることが極めて難しく打率があがりにくいというウィークポイントがある。

しかし、てぃーの選手は、強振のみで、猛者あふれるプロテスト西日本オンライン選考会を勝ち抜いてきている。これは相当なバッティング技術がないとなし得ないことである。

 

eドラフト会議も視野に入れ、入念な準備を欠かさない。 

 

「前回大会以上に気合いを入れて臨みます。必ずプロテストオフライン選考会を通過し、eドラフト会議で選んで頂けるよう腕を磨き続けます。」

 

原点は、小学校1年生で出逢った「パワプロ」。その頃に初めて触れた感動と興奮。そして豪快なスイングの「楽しさ」がそのまま現在にも繋がっている。

座右の銘など必要のない、前代未聞のe-athleteは「強振」で頂点を目指す。

 

取材・文/スポーツブル編集部

写真協力/ Ryota

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