*写真は有延大夢(リコー)<ITTFワールドツアープラチナ・オーストラリアオープン(ジーロング)、2018年7月24日〜29日>24日、韓国勢が躍進したワールドツアープラチナ・韓国オープンから1日を空けて、ワールドツアープラチナ・オーストラ…

*写真は有延大夢(リコー)

<ITTFワールドツアープラチナ・オーストラリアオープン(ジーロング)、2018年7月24日〜29日>

24日、韓国勢が躍進したワールドツアープラチナ・韓国オープンから1日を空けて、ワールドツアープラチナ・オーストラリアオープンが開幕した。(ワールドツアーには3つの格付けがあり、最上級がプラチナ。勝利による獲得ポイントが高くなっている。)

大会初日は男子シングルス予選が行われ、名門・野田学園中高(吉村真晴・和弘を輩出)から明治大学に進学し、現在は日本リーグで活躍をしている有延大夢(リコー)が予選2戦目でT.T彩たまに加入予定のポルトガルのベテラン、ティアゴ・アポロニア(7月度世界ランキング38位)と対戦し、ゲームカウント4-2で見事勝利した。

試合は有延が2ゲーム連取したところからベテランであるアポロニアが巧みな試合運びで2ゲームを取り返し、イーブンに。しかしここから有延が台に張り付いて、高速バックハンドカウンターでアポロニアの攻撃をことごとく封じ、勢いそのままに勝利した。

また日本勢対決となった吉村和弘(同82位・愛知工業大学)と田添健汰(同143位・木下グループ)の対決は今年5月香港オープンでシングルス優勝を飾るなど国際大会での経験を積んできた吉村和弘がストレートで田添を下し、軍配が上がった。

そして、オーストラリアオープン出場予定であった現世界王者の馬龍(同2位・中国)は膝の負傷により欠場となった。

男子 オーストラリアオープン1日目の結果

男子シングルス

<予選>
○宇田幸矢 4-0 LUU Finn(オーストラリア)
11-5/11-7/11-2/11-4

○吉村和弘 4-0 田添健汰
11-8/15-13/11-4/11-8

○平野友樹 4-0 CNUDDE Florian(ベルギー)
11-8/11-4/11-8/11-4

○神巧也 4-0 MA Victor(ニュージーランド)
11-2/11-8/11-3/11-3

○有延大夢 4-1 SHU Dean(ニュージーランド)
10-12/11-3/11-9/11-4/14-12

○田添健汰 4-0 LUU Skyy(オーストラリア)
11-3/11-2/11-2/11-1

○森薗政崇 4-0 ZHANG Raymond(オーストラリア)
11-2/11-3/11-4/11-2

○有延大夢 4-2 ティアゴ・アポロニア(ポルトガル)
11-8/11-7/5-11/5-11/11-8/11-8

○大島祐哉 不戦勝 SAM Bernard(ガーナ)

○吉村真晴 4-0 THAKKAR Manav Vikash(インド)
11-2/11-6/11-4/11-4

文:ラリーズ編集部
写真提供:卓球王国