【写真提供:共同通信社】  進境著しい和製大砲、山川穂高(埼玉西武)がオールスター初出場。フルスイングでの“平成の怪物”との対戦を熱望している。 一塁手部門のファン投票で中田翔(北海道日本ハム)を押し退けて堂々の初選出。「多くのファンの方々…

【写真提供:共同通信社】

 

 進境著しい和製大砲、山川穂高(埼玉西武)がオールスター初出場。フルスイングでの“平成の怪物”との対戦を熱望している。
 一塁手部門のファン投票で中田翔(北海道日本ハム)を押し退けて堂々の初選出。「多くのファンの方々に選んでいただき大変光栄です。自分の“売り”はホームランなので、オールスターでもしっかりとフルスイングしてホームランを狙いたいと思います」と豪快アーチを約束。同時に「中日の松坂さんと対戦できることになれば、一生の思い出になるので今から楽しみです」と山川。今季交流戦で、松坂が試合開始の直前に故障で登板を回避して初対決の機会を逃しただけに、球団の先輩でもある怪物右腕との対戦実現に目を輝かせた。
 昨季後半戦に大ブレイクした男は、プロ5年目となった今季も開幕から大爆発。3・4月の24試合で28安打を放って打率.337、自慢の長打力と勝負強さで11本塁打33打点を挙げて昨年8月度、9・10月度に続く3度連続の月間MVPを受賞。その後、ペースは落としたが、依然として本塁打王争いの最右翼として豪快なスイングを続けている。すでに侍ジャパンでの4番にも座った26歳。名実ともに球界ナンバーワン大砲を宣言するためには、球宴舞台での一発が必要になる。