2006年に大阪で25点差の敗北を喫したジョージア代表とは違う。“レロス”という愛称を持つ東欧の屈強な男たちが12年ぶりに来日し、愛知・豊田スタジアムで日本代表と対戦する。
 日本相手に過去1勝4敗と負け越しているジョージアだが、2012年からの4戦で負けた試合はすべて6点差以内(2014年11月に地元トビリシで対戦したときは35-24で勝利)と競っており、世界ランキングは日本が11位でジョージアは12位とほぼ互角だ。

 先週末は、初参加したパシフィック・ネーションズカップの優勝決定戦でホームチームのフィジー代表に15-37で逆転負けし、テストマッチの連勝は7で止まったが、かつてマオリ・オールブラックスも指導したニュージーランド出身のミルトン・ヘイグが2012年1月からヘッドコーチに就任して以来、着実に力をつけている。昨年11月にはカーディフでウェールズ代表を6-13と追い込んだ難敵だ。

 豊田スタジアムでの日本戦に臨む先発メンバーのうち、FW8人は全員、国外クラブに所属している。サンウルブズの一員として日本のラグビーファンにも広く知られるようになったHOジャバ・ブレグバゼもスターティングメンバー入り。16日のフィジー戦では強みのスクラムで押されるシーンが何度かあったが、指揮官はフロントロー2人を替え、50キャップのHOブレグバゼと、フランスのオヨナに所属するPRイラクリ・ミーツクラヴァを先発起用し、修正したスクラムで挑む。

 主将を務めるのは、ワールドカップ2大会を経験している84キャップのLOギオルギ・ネムサゼ。

 BKは国内でプレーする選手が多いが、15番をつけるメラブ・クヴィリカシヴィリはワールドカップ4大会出場で同国代表史上最多の113キャップを持つユーティリティプレーヤー。CTBダヴィト・カツハラヴァも111キャップと経験豊富だ。
 背番号9のヴァシル・ロブジャニゼは、2015年ワールドカップのトンガ戦に18歳340日で先発し、大会史上最年少出場記録を更新したSHである。

■ジョージア代表 選手名鑑 (試合登録メンバー背番号入り)
 ※ 画像をクリックすると大きく表示されます。

1.カレン・アシエシヴィリ(FRA/ブリーヴ)  2.ジャバ・ブレグバゼ(JPN/サンウルブズ)  3.イラクリ・ミーツクラヴァ(FRA/オヨナ)  4.ギオルギ・ネムサゼ(WAL/オスプリーズ)  5.コテ・ミカウタゼ(FRA/モンペリエ)  6.ギオルギ・ツツキリゼ(FRA/オーリヤック)  7.ヴィト・コレリシヴィリ(FRA/クレルモン)  8.オタール・ギオルガゼ(FRA/クレルモン)  9.ヴァシル・ロブジャニゼ(FRA/ブリーヴ)  10.ラシャ・クマラゼ(バトゥミ)  11.ソソ・マティアシヴィリ(アカデミア・トビリシ)  12.ギオルギ・クヴェセラゼ(アルマジ・マルネウリ)  13.ダヴィト・カツハラヴァ(RUS/エニセイ・クラスノヤルスク)  14.サンドロ・トデュア(レロ・サラセンズ・トビリシ)  15.メラブ・クヴィリカシヴィリ(レロ・サラセンズ・トビリシ)

〔リザーブ〕
16.シャルヴァ・マムカシヴィリ(ロコモティブ・トビリシ)  17.ズラブ・ズヴァニア(FRA/スタッド・フランセ)  18.ギオルギ・メリキゼ(FRA/スタッド・フランセ)  19.ノダール・チェイシヴィリ(FRA/シャンベリ)  20.ミケル・ガチェチラゼ(RUS/エニセイ・クラスノヤルスク)  21.ギオルギ・ベガゼ(ロコモティブ・トビリシ)  22.ラシャ・マラグラゼ(RUS/クラスヌイ・ヤール)  23.アンゾール・シチナヴァ(アカデミア・トビリシ)