6月10日、富士通スタジアム川崎で開催されるパールボウルトーナメントの準決勝。オービックシーガルズと LIXIL DEERS、IBM BigBlueとノジマ相模原ライズが6月28日に東京ドームで開催される第40回パールボウル進出を懸けて戦う…

6月10日、富士通スタジアム川崎で開催されるパールボウルトーナメントの準決勝。オービックシーガルズと LIXIL DEERS、IBM BigBlueとノジマ相模原ライズが6月28日に東京ドームで開催される第40回パールボウル進出を懸けて戦う。昨年パールボウルを制したオービックは、5月20日にライスボウル2連覇中の富士通フロンティアーズを21対6で下し、対富士通戦4年ぶりの勝利を挙げての準決勝進出。原動力となったのは今季加入の米国人QBスカイラー・ハワード(ウエストバージニア大)だ。

富士通との一戦では、20回12回成功240ヤード2TDの活躍だった。最初の攻撃シリーズで、ハワードからWR水野太郎(法政)への54ヤードのパスを成功。RB李卓(慶應)の14ヤードTDランでの先制に繋げた。第2Q51秒にはハワードがWR木下典明(立命館)に53ヤードのTDパスをヒット。第2Q10分49秒にWR野崎貴宏(中央)に25ヤードのTDパスで追加点。前半だけで21点全ての得点を奪った。「1試合目に比べて序盤から得点をできたのは良い点。あとは後半にも得点を重ねられれば完璧。3週間の間でレシーバーたちはよく合わせてくれた」と、ハワードは早くも多くのファンに囲まれながら笑顔で語った。

ハワーがオービックに参加した経緯、生い立ちはハドルマガジン6月号vol.42に掲載されています。ご購読はこちら