お立ち台で抱き合う西武の森(左)とカスティーヨ=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】 埼玉西武の新外国人・カスティ…

お立ち台で抱き合う西武の森(左)とカスティーヨ=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


 埼玉西武の新外国人・カスティーヨが、4日の福岡ソフトバンク戦で来日初登板初先発に臨み、6回2/3を4安打1失点に抑える好投で来日初勝利を挙げた。

 「とてもいい気分。積極的にストライクを取ろうと思っていたので、それができたのでよかったです」とカスティーヨ。初回から自慢のストレートで押すパワフルなピッチングで2奪三振。女房役の森友哉も「初回から気合が入っていたので、まっすぐ中心の攻撃的なリードをした」と積極的な投球で福岡ソフトバンクの強力打線を翻弄していった。その結果、6回1死までパーフェクトピッチング。球場が完全試合かとざわつき始めた矢先に福岡ソフトバンク・上林誠知にヒットを許し、続く7回に1点を失ってマウンドを降りたが、6回2死まで投げて4安打2四球5奪三振1失点と首脳陣、そしてファンの誰もが満足するパフォーマンスを披露した。

 最速158キロの直球を投げることから、地元・ドミニカで“ファイヤー”の愛称が付けられていた右腕。米マイナーリーグ、メキシカンリーグ、韓国リーグなどで実績を積み、昨年9月にメジャーデビューを果たした苦労人。オープン戦では制球に苦しむ場面も見られたが、2試合で1勝0敗、防御率2.00と結果を残して開幕ローテ入りを勝ち取ると、いきなりの快投劇。お立ち台の上で「次の登板でも同じようなピッチングができるように、準備できればいいと思います」と気を引き締めていた。

 これでチームも開幕5連勝。所沢に本拠地を移してから史上4度目の快進撃で、しかも過去3度のうち2度は日本一に輝くという縁起のいいデータも残されている。開幕前、先発陣の駒不足が囁かれていたライオンズにとって、新助っ人の快投は今後のペナントレースへ向けて心強いものとなった。