今季初勝利を挙げ、声援に応える巨人・山口俊=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】 巨人の山口俊が3日の中日戦に先発し、6…

今季初勝利を挙げ、声援に応える巨人・山口俊=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


 巨人の山口俊が3日の中日戦に先発し、6回3失点で昨年6月14日以来293日ぶりのし白星を挙げた。

 FAで移籍した昨季は、グラウンド外での不祥事もあり、昨年7月9日以来の1軍登板。5回までの2イニングで得点圏に走者を許すなど、苦しい投球だったが、「今日は序盤から打線が点を取ってくれたので、楽な形で投げることができました」と無失点で切り抜けた。その後、6回に先頭打者への四球から満塁のピンチを作り、高橋周平のタイムリー3塁打で1点差まで追い上げられたが、平田良介、松井雅人を連続三振に打ち取った。

 「チームが勝てるようにと思って精一杯投げました」と山口俊。試合後は「大きな声援のおかげで同点にされずに頑張れた」とファンに感謝。それでも「あれだけの援護をもらって6回で降板したのは反省しなければいけない」と満足した様子はなかった。

 昨季はFA移籍で大きな期待を受けながら、右肩痛で出遅れ、シーズン途中の暴力騒動で出場停止処分も受けた。インタビューでも終始、笑顔はなかったが、「今年はジャイアンツが優勝できるように、精一杯頑張ります」と、最後に決意を口にした。