「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~18日/ハードコート)の1回戦敗退を受け、マリア・シャラポワ(ロシア)がコーチのスベン・グレネヴェルド氏との長年の師弟関係を解消した。シャラポワは、3年ぶりの出場となった「…

「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~18日/ハードコート)の1回戦敗退を受け、マリア・シャラポワ(ロシア)がコーチのスベン・グレネヴェルド氏との長年の師弟関係を解消した。

シャラポワは、3年ぶりの出場となった「BNPパリバ・オープン」で、大坂なおみ(日本/日清食品)にストレート負けを喫した2日後の9日、グレネヴェルド氏と互いの合意の上で袂を分かつことになったと明かした。

グランドスラムを5度制しているシャラポワは、自身のウェブサイトで、「チャレンジに満ちあふれた4年の間、共に取り組み、成功を収めてきましたが、スベンの信じられないほどの忠誠心、仕事への倫理観、そして何より、この共闘関係を超えて培われた友情に感謝の意を表したいです。今回、双方の合意の上で、異なる道を進むことになりましたが、この4年間、彼のようなチームリーダーが仲間でいてくれたことは、この上なく幸運なことでした」と声明を発表している。

15か月の出場停止が明けて昨年ツアーに復帰したシャラポワは、現在世界ランク41位である。

グレネヴェルド氏はこれまで、モニカ・セレシュ(アメリカ)、アランチャ・サンチェス・ビカリオ(スペイン)、メアリー・ピアース(フランス)、アナ・イバノビッチ(セルビア)、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)のコーチを務めていた。(c) AP(テニスデイリー編集部)

※写真は「深センオープン」で練習をするシャラポワとグレネヴェルド氏

(Photo by VCG/VCG via Getty Images)