「努力は当たり前。努力をいかに結果に繋げるか」 冒頭の動画は「SC相模原」の守護神、ゴールキーパー川口能活選手の言葉です。J.LEAGUEの大ベテランにとってもシーズンスタートは、緊張感溢れる瞬間。「努力」というキーワードを「当たり前」と…

「努力は当たり前。努力をいかに結果に繋げるか」

冒頭の動画は「SC相模原」の守護神、ゴールキーパー川口能活選手の言葉です。J.LEAGUEの大ベテランにとってもシーズンスタートは、緊張感溢れる瞬間。「努力」というキーワードを「当たり前」と表現した川口選手。この言葉の重みを胸に、J3開幕の喜びをひしひしと感じています。スポブル編集部スージーです。

Jの春本番! 2018シーズンJ3幕開けは、3月9日(金)19時 KickOff 三ツ沢のナイトゲームから。SC相模原を迎え撃つYS横浜とのガチンコ対決、見逃せません。ところで、SC相模原が力を入れている取り組み「キッズファースト」をご存知ですか?相模原の公式ホームページを開くと、ドドーンとこの文字が!

「SC相模原は【キッズファースト】を宣言します。」

画像提供:SC相模原 引用先:SC相模原のクラブ公式ホームページ

SC相模原の掲げる「キッズファースト宣言」とは?

 

クラブ公式のホームページには、以下のメッセージが記載されていました。

「SC相模原は、赤ちゃんから未就学児を含むすべてのこどもたちの未来と笑顔を最優先とするクラブ運営を行うことを地域の皆さまにお約束し、「JOYパス」(相模原市・座間市・海老名市・綾瀬市・愛川町の小学生対象のホームゲーム年間無料パス)の発行や、小学校で開催している「夢授業」など、地域のこどもたちとの交流を大切にしてまいりました。11年目に入るこの2018シーズン、私たちはよりこどもたちに寄り添い、これからの地域のそして日本の未来を創ってゆくこどもたちが笑顔でいれるようなスタジアム作りや活動に取り組みを随時発表していきます。」

ふむふむ。

・・・(ーvー)あれ?エーーーー!!ってゆうか、小学生向けのホームゲーム年間無料パスって、凄くないですか。例えばですけど、地域の小学生達が休み時間に「今週末の相模原、サッカー行こうぜ。11時に田中んち自転車で集合ね」みたいな会話が交わされて、当日はお母さんの握ったおにぎりを持ってスタジアムに大集合することが可能、ってことですね。これは地域としてもクラブとしても素晴らしい光景です。プロの選手のプレーを間近で見て、J.LEAGUEの迫力と厳しさをリアルタイムで体感し、サッカーに夢を抱く。筆者スージーの妄想だと、2020年までに未来のJリーガーが相模原から100人位輩出されそうな勢いです。

さらに、相模原のホーム・ギオンスタジアムでは万が一赤ちゃんが泣いてしまっても0K。公式ホームページにはマザー・テレサのような愛あるメッセージが掲載されていました。

「小さなお子様と一緒に家族でお出かけする時、泣き声や騒ぎ声が気になって遠慮してしまう場面がありませんか? でも安心してください。私たちのホームスタジアムであるギオンスタジアムなら、どんなに泣いても騒いでも大丈夫です。宣言をする前からすでに私たちの周りには赤ちゃんや小さなお子様連れのサポーターの方々で溢れています。 そして宣言したこの2018シーズン、私たちはこどもたちを中心とした皆さまがより快適に、楽しく、笑顔溢れるスタジアムを目指していきます。」

知れば知るほど、J初の快挙だとわかります。相模原のスタジアムで赤ちゃんが泣いている現場に遭遇したら、むしろラッキー☆女の子だったら勝利の女神かもしれませんし、男の子だったらファンタジスタの原石かも知れませんね。Jクラブの中でも一歩先を見据える相模原のスタジアム、ぜひ足を運んで見て欲しい!個人的には、今季相模原に新加入した大塚翔平選手のミドルシュートが観たいですし、あの山口蛍選手を一対一(いったいいち)で交わしたトリッキーなプレーが特徴の半袖フットボーラー谷澤(やざわ)達也選手の活躍にも注目しています。

J.LEAGUEのカテゴリーの中でも地域やクラブ全体の取り組みがスピーディで大胆なのは、断然J3です。

J3は1つ1つの勝利に向かって走り続け、地域とクラブが一体になって夢を広げていきます。シーズン終盤には、J2昇格レースやJFLとの入れ替え戦など歓喜と絶望が入り乱れる攻防戦がありますが、筆者スージー的には、真夏の13時 KickOff という「地獄の中の地獄」で開催される白熱のゲームを1人でも多くの人たちに観てほしいと思っています。冗談抜きで真夏のJ3は、もはや技術や戦術を超えて「サッカーで生きるか?死ぬか?」それ位人生をかけた戦いが繰り広げられる一発勝負なので。

さぁ週末です。2018シーズンのJ3開幕一番乗りは、金曜夜の三ツ沢から。相模原とYS横浜の戦い、私たちサポーターも90分間、声を張り上げともに戦い続けましょう。

 

熱血取材/文:編集部スージー

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【編集部スージーの熱血取材「Jの部屋」】とは?

J.LEAGUE全国各地のスタジアムに一人でも多くの人を誘いたいスポブル新人編集部員スージーが、J.LEAGUEに関わるヒト、コト、モノを記事化するスポブル限定コンテンツ。阿部勇樹選手のフリーキックを市原臨海競技場で観た翌日から、J.LEAGUEサポーターになったスージー。雨の日も風の日もJ.LEAGUEという最高の空間で泣き笑い怒り、サッカー取材に携わり十数年。過去取材では、名将イビチャ・オシム氏から突然オシム語録を継承され、大勢のメディアが集う国立競技場で大恥をかいた苦い経験も併せ持つ。個人的な夢は、インターネットとJ.LEAGUEと地域のさらなる共存。千葉県出身で、J2/ジェフユナイテッド市原千葉に興味が高い。今季の期待は、高橋壱晟(たかはし・いっせい)選手(J2/レノファ山口FC)の突破力。

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