「男子テニスATPワールドツアー500 ドバイ」（アラブ首長国連邦・ドバイ／2月26日～3月3日／ハード）の準々決勝で、第8シードの杉田祐一（日本／三菱電機）と第2シードのルカ・プイユ（フランス）が対戦。2-6で第3セットも奪われてしまい、…

「男子テニスATPワールドツアー500 ドバイ」（アラブ首長国連邦・ドバイ／2月26日～3月3日／ハード）の準々決勝で、第8シードの杉田祐一（日本／三菱電機）と第2シードのルカ・プイユ（フランス）が対戦。2-6で第3セットも奪われてしまい、セットカウント1-2でプイユに敗れ、準々決勝敗退となった。

第3セット、杉田のサービスで始まったが、調子を上げてきたプイユに第1ゲーム、第3ゲームと続けてブレークされてしまう。

杉田が調子を落としたわけでも、集中を欠いたわけでもなく、ただただプイユが尻上がりに調子を上げ、世界ランキング15位のプイユが世界ランキング42位の杉田に貫禄の試合展開を見せた。

しかし、杉田も意地を見せる。第5ゲームもプイユにリードされていたが、そこから盛り返してなんとかキープし、ゲームカウントを1-4とすると、続く第6ゲームでブレークに成功。1つ差を縮める。

なんとか追いつきたい杉田だが、第7ゲームでも必死にボールを追いかける杉田に対し、落ち着いてその逆をついたボールを返すプイユにまたしてもブレークされ、再度2ブレークダウンとなってしまう。

プイユのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲーム。プイユは最後まで手を緩めず、杉田は強烈なサーブと逆をつくショットに苦しめられ、第3セットを2-6で落とし、準々決勝敗退となった。（テニスデイリー編集部）

※写真は「全豪オープン」での杉田祐一

(Photo by Jason Heidrich/Icon Sportswire via Getty Images)