24日におこなわれた「オープン13 マルセイユ」の試合で、第3シードのルカ・プイユ(フランス)が予選を勝ち上がったイーリャ・イバシュカ(ベラルーシ)を6-3、7-6 (6)で下して決勝進出を決め、今シーズンツアー2勝目に向けてさらに前進した…

24日におこなわれた「オープン13 マルセイユ」の試合で、第3シードのルカ・プイユ(フランス)が予選を勝ち上がったイーリャ・イバシュカ(ベラルーシ)を6-3、7-6 (6)で下して決勝進出を決め、今シーズンツアー2勝目に向けてさらに前進した。

2週間前に「南フランス・オープン」で優勝した世界ランク16位のプイユは、キャリア6つ目のタイトルを狙っている。

プイユは決勝で第4シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)を6-3、6-2で破ったカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦する。

準決勝でプイユは第2セットを3-1とリードし、余裕のある展開と思われたが、世界ランキング193位のイバシュカがブレークバックして3-3となった。プイユはイバシュカのサービスゲームとなった第11ゲームで再び主導権を握り、3度目のブレークを果たした。

これによりプイユは自身のサービスゲームで試合に勝利するチャンスを得た。だが、彼は3つのマッチポイントを逃し、イバシュカが5度目のブレークポイントのチャンスをものにし、試合はタイブレークに入った。

タイブレークではプイユがまず5-2とリードを奪った。イバシュカがそこから4ポイントを奪ってセットポイントを得たが、フォアハンドから放った緩いショットがラインを越え、このチャンスを逃した。そしてプイユのフォアハンドから放たれたロブショットがコーナーに決まって7-6となり、イバシュカがセカンドサーブのリターンをネットにかけた瞬間、4度目のチャンスをものにしたプイユの勝利となった。

「何度かマッチポイントを逃してしまい、本当にタフな試合になりました」とプイユは話した。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は決勝に進出したプイユ(昨年の「全仏オープン」のときのもの)

(Photo by Adam Pretty/Getty Images)