シモナ・ハレプ(ルーマニア)は1月3日、「深センオープン」の2回戦で、ドゥアン・インイン(中国)と対戦し、1セットの先行を許したものの、番付どおりの結果となる逆転勝ちを収め、準々決勝に進出した。カウントは3-6、6-1、6-2で、試合時間は…

シモナ・ハレプ(ルーマニア)は1月3日、「深センオープン」の2回戦で、ドゥアン・インイン(中国)と対戦し、1セットの先行を許したものの、番付どおりの結果となる逆転勝ちを収め、準々決勝に進出した。カウントは3-6、6-1、6-2で、試合時間は1時間39分だった。

ハレプは2018年1月1日付けのランキングで1位で、「深センオープン」には第1シードで出場中だ。小柄ながら決して力負けしないフィジカルの強さを見せられ、昨年には念願の世界ナンバーワンも手にしており、今後の動きも気になる選手のひとりだ。

その中で、ハレプは第1セットは4ゲーム目の自身のサービスゲームでブレークされるなど、自由に試合を展開させられなかった。結局、ドゥアンのサービスを崩すことはできず、1セット目を奪われ、リードを許すことになった。

ただ、ハレプは2セット目以降で、本来の実力を発揮し、ドゥアンに対して巻き返しを図った。持ち前の力強さを見せるストロークを繰り出して、ドゥアンに対する優位を得ると、第2セットで2度、第3セットでは3度のブレークを達成して、勝利を手にした。

ハレプは試合を振り返り「ドゥアンが懸命に、プレーしすべてのボールを打球していることはわかっていました。そこで、脚力を使わなければなりませんでした。第1セットの後には、リズムを見つけなければならず、ベースラインにとどまり、オープンコートを作ろうとしましたが、6-1、6-2のスコアだったといえども簡単ではありませんでした。」と語ったと、WTA(女子テニス協会)の公式サイトが明かしている。

ハレプは次戦でアリナ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)※写真は「深センオープン」でのシモナ・ハレプ
(Photo by Zhizhao Wu/Getty Images)