日本人にお馴染み球団がズラリも理由はさまざま 早ければ12月2日にも正式にポスティング申請が行われると予想される日本ハム…
日本人にお馴染み球団がズラリも理由はさまざま
早ければ12月2日にも正式にポスティング申請が行われると予想される日本ハムの大谷翔平投手。子どもの頃から夢見たメジャー移籍実現に向け、少しずつではあるが確実に前進している。これに先駆け、代理人を務めるCAAのネズ・バレロ氏がメジャー30球団に質問状を送ったことは、複数の米メディアが報じているところ。そこで米全国紙「USAトゥデー」電子版では、質問状の内容を踏まえた上で、大谷と契約の可能性が高い6球団を選定し、その理由を説明している。
記事によれば、バレロ氏が送った質問状には、選手育成システム、メディカルスタッフ、球団施設、大谷がチームに馴染みやすいと思う根拠、球団や本拠地の好ましさなどの情報に加え、大谷の投打両面あるいは片方の査定を、英語と日本語で返答するように記されていたという。これを踏まえ、同紙では二刀流を容認する考えを示している球団の中から、最適と思われる6球団を選出している。
筆頭に挙がったのは、レンジャースだ。今季先発ローテの合計防御率が4.66と悪かったレンジャーズにとって、100マイル(時速161キロ)の剛速球を持つ大谷は魅力十分で、レンジャーズには外野もしくはDHの空きがある。同時に、2014年に同じく日本ハムから移籍したダルビッシュ有が在籍した実績を持つだけに「有利」と判断。寸評では、大谷がダルビッシュから背番号「11」を引き継いだことに触れ、「決断する前に、ほぼ確実にダルビッシュに相談するだろう」と“大胆”予想もしている。
次に挙がったドジャースは、やはり日本人選手におなじみの球団で、現在も前田健太投手が在籍する。寸評では「大谷は街よりも起用法を重視するらしい」としながらも、ロサンゼルスの住みやすさをアピール。ナ・リーグはDH制ではないが、打席数確保のために「ドジャースなら積極的に知恵を絞り出すだろう」としている。
ダークホースは二刀流実績を持つレイズ
続いては、現地メディアでは本命の呼び声も高いヤンキースだ。メジャーで最も名高い歴史を持ち、大都市ニューヨークを本拠地とし、さらに田中将大という先輩もいるチームは「好きにならない要素がない」と分析。大谷が加入すれば、田中、セベリーノ、グレイ、モンゴメリーが先発ローテになると予想し、ジャッジ、バード、サンチェスらの核となる若手選手にも「フィット」するとし、「完璧な組み合わせと見る理由も納得」としている。
4番目には、ジェリー・ディポトGM自ら大谷にゾッコンのマリナーズ。こちらも日本人選手とは深い歴史を持つチームで、先発の補強は不可欠だ。2001年以来プレーオフ進出から遠ざかっている「メジャーワースト記録」を変える可能性を持つのは「二刀流の大谷」だと指摘する。
ダークホースとして挙げられたのがレイズだ。その理由は、昨年のドラフト1巡目で入団したブレンダン・マッケイ選手が、すでにマイナーで“二刀流”を実現しているからだ。マッケイは35試合に一塁もしくはDHで出場し、6試合に投手として出場している。この“実績”は大谷にとって大きなアピールとなる可能性はある。
最後に登場するのが、今季はリーグ優勝決定シリーズで敗れたカブスだ。アリエッタがFAとなったカブスは、先発ローテの補強が急務だが、外野に空きがないのが難点。だが、こちらも日本人選手にはお馴染みの球団で、さらにフロント陣はかつてレッドソックスで松坂大輔と契約したメンバーばかりだ。
以上、6球団の中から大谷の移籍先は決まるのか。はたまた、リスト外のチームが猛烈アピールに成功するのだろうか。注目の移籍先は、早ければ年内にも決まる見通しだ。(Full-Count編集部)