ジャパネット杯「春の高校バレー」JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会は10日、東京体育館(東京都渋谷区)で…
ジャパネット杯「春の高校バレー」JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会は10日、東京体育館(東京都渋谷区)で男女の準決勝が行われた。東北勢は4年ぶりに4強入りした男子の雄物川(秋田)が東山(京都)にストレートで敗れ、初の決勝進出はならなかった。これで東北勢男女計12校はすべて敗退が決まった。
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雄物川の合言葉は「試合を楽しむ」。劣勢でも仲間に声をかけ続けたチームの戦いは、準決勝で幕を閉じた。
第1セット、序盤から両チーム譲らない激しい打ち合いに。佐々木や北田を軸とした攻撃が光るも、長いラリーをものにできず、19-25で東山にこのセットを奪われた。
第2セットも、序盤から連続失点でペースをつかめない。「多様な攻撃で、状況を打開したかった」と主将のセッター長井。速攻やバックアタックを織り交ぜた巧みなトスワークを見せるも、相手の勢いを止められず、19-25で落とす。
「ここからだぞ」。後がない第3セット、応援席からのエールに呼応し、選手たちも粘り強くボールを追い続ける。しかし、リベロ大津が「今まで戦ってきたどのチームより攻撃力があった」と振り返るように、相手の高い打点から放たれる強烈なスパイクに最後まで対応しきれなかった。
長井主将は「3年間、このメンバーで努力してきた成果を発揮できた。ありがとうと伝えたい」と仲間への感謝を口にし、大舞台を後にした。
(佐藤侑歩、永礼もも香)
●雄物川・赤川育也監督「劣勢の場面も多かったが、選手たちは最後まで諦めないプレーを見せてくれた。伝統をつないでくれてありがとうと伝えたい」