「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われるJVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会は10日、東京体育館で…

「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われるJVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会は10日、東京体育館で準決勝が行われ、女子は金蘭会(大阪)が11日の決勝に進んだ。

フルセットの激闘に、金蘭会の丹山花椿(つばき)(3年)がけりをつけた。13-14と追い込まれた最終セット、ライトからの強打でジュースに持ち込むと、最後は再び右腕を振り抜き、逆転勝利に導いた。「上がってきたトスは全部決める気持ちだった」と笑顔がはじけた。

本職はセッターだが、状況によってアタッカーにも回る「二刀流」だ。「セッターは面白くて、アタッカーは楽しい」。第1セットを東九州龍谷に先取された後、司令塔として途中出場の泉谷美乃莉(3年)の移動攻撃を効果的に使って試合を立て直し、最終盤にはもう一つの役割をこなして金蘭会を7大会ぶりの決勝に押し上げた。

昨年12月の全日本選手権ではVリーグの熊本に2セット先取から逆転負け。「焦って(気持ちが)暗くなって負けた。同じことはしない」。たくましくなった背番号3は決勝でも躍動しそうだ。(奥村信哉)