「ジャパネット杯 春の高校バレー」JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会は10日に東京体育館で男女の準決勝各…

「ジャパネット杯 春の高校バレー」JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会は10日に東京体育館で男女の準決勝各2試合を実施。センターコートで、5セットマッチで行われる。休養日の9日は東山(京都)のメンバーが東京都内で練習。歴史に残る大一番となった鎮西(熊本)との準々決勝を制した前夜は銭湯でリフレッシュするなど、2020年大会以来6年ぶりの優勝へ向けて心身を整えた。

3冠を目指した鎮西との激闘を制した東山は、秋の国民スポーツ大会決勝のリベンジという一つの目標は達成した。だが、すでに選手たちの気持ちは先に向いている。この日の練習ではスパイクは避け、主にレシーブとブロックの位置取りの確認などで調整した。

「(鎮西に)勝ててうれしかったけど、まだ日本一は達成していないですから」。2年生エース対決で打ち勝った岩田怜緯は気を引き締める。

前日の準々決勝後、勝利の「ご褒美」で豊田充浩監督が宿舎近くの銭湯へ行かせてくれた。久しぶりに大きな風呂で足を伸ばし「めっちゃリラックスしました」と岩田。たまたま、チャンネル登録者数207万人の人気ユーチューバー「サワヤン ゲームズ」のヤンがいたそうで、「オーラがありましたね。一緒に写真を撮ってもらっている人もいました」と笑顔で話した。

リフレッシュして臨む準決勝。雄物川(秋田)とは高校総体初戦の2回戦で2-0、国スポでは準決勝で3-0と、2度対戦して1セットも許していない。「オープンバレーでサイドは高いが、自分たちのトータルバレーをやれば勝てる」と岩田。この日の練習では雄物川の高いトスを想定したブロックのタイミングも確認した。

前回の優勝は、日本代表の高橋藍(サントリー)が主将として引っ張った2020年大会。23年は準決勝で敗れ、3位だった。大きな山は乗り越えたが「まだ気は抜けない」。6年ぶりの優勝を見据え、岩田は表情を引き締めた。(只木信昭)