広島堂林翔太内野手(34)が約1時間30分、不動真言を唱えた。鹿児島県にある最福寺で9日、10年連続となる護摩行を行った…

広島堂林翔太内野手(34)が約1時間30分、不動真言を唱えた。鹿児島県にある最福寺で9日、10年連続となる護摩行を行った。眼前で燃えさかる2メートル超の火に自身の弱さを焼き尽くすように、全身全霊を込めた。

「とにかく1軍で活躍して、とにかく勝つということを頭に置いてやらせていただきました。シーズンは辛いことばかりなので、こういう行をやらせてもらって、ダメになりそうなときでも踏ん張って、今もできているのかなと」

チームは2年連続Bクラスとなる5位に終わり、自身も出場試合数を大きく減らし、打撃も振るわなかった。「昨年まで選手会長をやらせてもらって、負けっぱなしの2年間でしたので、もう負けて得るものはないくらいの気持ちで今年はやらないと」。世代交代が進むチームの中で自身の立ち位置は自らつかみ取るしかない。この日、護摩行後には奮い立つよう鼓舞されるように、池口大僧正からご加持を受けた。

例年は護摩行後にカブス鈴木とともに合同トレを行ってきたが、今年は1人、広島で自主トレを続ける。昨季終了後から打撃練習を継続し、新たな打撃スタイル確立を目指している。「1月も変わらないですし、キャンプに入ってからも変わらないと思います。技術を上げるために、時間を割いていければ。今はまだいろんなことができる時間なので、シーズンに向けて合わせられれば」。シーズンに向けて再び動き出すため、11日まで続く護摩行で精神を研ぎ澄ます。