「ジャパネット杯 春の高校バレー」JVA第78回全日本高等学校バレーボール選手権大会第4日(8日、東京体育館)男女の3回…
「ジャパネット杯 春の高校バレー」JVA第78回全日本高等学校バレーボール選手権大会第4日(8日、東京体育館)男女の3回戦と準々決勝を行い、男子は東山(京都)駿台学園(東京)清風(大阪)雄物川(秋田)が4強入りした。東山は高校3冠を狙った鎮西(熊本)にストレート勝ち。準優勝に終わった国民スポーツ大会の借りを返した。4連覇を目指す駿台学園は福井工大福井に勝利した。女子は金蘭会(大阪)東九州龍谷(大分)就実(岡山)大阪国際が勝ち上がった。準決勝は10日、決勝は11日に実施される。
金蘭会が熊本信愛女学院にストレート勝ちで、2大会連続の4強入り。第2セット、24-11から主将でU-19(19歳以下)日本代表の馬場柚希(3年)が相手のスパイクを止めた。2018年大会以来の優勝へ、また一歩前進した。
「まずはセンターコートに行けることはよかった。次の一戦が大切になるので、気を抜かずに頑張りたい」
組織的なブロックで強敵を圧倒した。第1セットは15-14から身長180センチの馬場のブロックが炸裂(さくれつ)。最後も23-18から石橋光(3年)が2連続で相手をシャットアウト。第2セットも馬場が24、25点目と連続でボールを相手コートにはね返した。
負けられない理由がある。マネジャーとしてベンチに入る枩田(まつた)七海(3年)は、昨年6月の試合中に右膝靱帯を損傷した。ミドルブロッカーでレギュラーだった枩田マネジャーは全治9カ月の大けがで春高のコートに立てなくなった。「みんなに支えられて気持ちを切り替えられた。その分、今みんなを支えようという気持ちが強くなりました」と枩田はコートサイドからブロックの位置取りなどをアドバイスしている。
「タイムのときにすごく声をかけてくれる」とは、U-19日本代表の徳元菜々美(3年)。水分補給のボトルに枩田から書いてもらった、「しんどいときは、いつでもベンチを見てね」というメッセージは大きな支えになっている。
「枩田がいるから自分たちも頑張れる。枩田のためにも絶対に日本一を取りたい」と徳元。8年ぶりの頂点まであと2勝。戦友の首に必ず金メダルをかける。(山下幸志朗)