「ジャパネット杯 春の高校バレー」として実施される「JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会」(産経新聞社など…

「ジャパネット杯 春の高校バレー」として実施される「JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会」(産経新聞社など主催)は8日、東京都渋谷区の東京体育館で、男女の3回戦と準々決勝が行われた。府代表からはこの日、男子・清風、女子の金蘭会と大阪国際が登場。3校とも3回戦と準々決勝をともに勝ち抜き、4強入りを決めた。10日の準決勝で清風は、4連覇を狙う駿台学園(東京)と、金蘭会は東九州大龍谷(大分)と、大阪国際は就実(岡山)とそれぞれ対戦する。

金蘭会、主導権渡さず

準々決勝の第1セット、サウスポーの石橋光(3年)の強打で先制点。好スタートを切った金蘭会は途中、ブロックアウトや守備のミスで得点を許したが、中山沙也(2年)のスパイクや德元菜々美(3年)の連続得点で点差が開く。「全員で話し合ったことが実践できた」と德元。主将・馬場柚希(3年)の強打や石橋のブロックで得点を伸ばし、25―18で制した。

第2セットは、德元や石橋の攻撃で流れを引き寄せる。馬場と德元らのブロックも機能し得点を渡す機会を与えない。最後は相手のスパイクを馬場がブロックし、主導権を渡さないまま25―11で勝利をつかんだ。

馬場柚希・金蘭会主将「(準決勝以上でプレーできる)センタコートに行けるのがうれしい。次の大事な一戦を、気を抜かずに頑張りたい」

女子3回戦 金蘭会(大阪)2-0 誠英(山口)

(25-16/25-13)

女子準々決勝 金蘭会(大阪) 2-0 熊本信愛女学院(熊本)

(25-18/25-11)

大阪国際、逆転勝ちの勢いに乗る

フルセットで逆転勝ちを収めた3回戦の勢いに乗る大阪国際は準々決勝の第1セット、磯辺萌心(めぐみ)(2年)や浮田葵(3年)の強打で主導権を奪い、そのまま押し切った。

第2セット、一時は5点差をつけられたが、粘り強いプレーに加えて磯辺らの強打で追いつき、一進一退の展開に。最後は塚田花菜(はな)(3年)と吉本瑚彩(こあ)(同)の強打で勝ち切った。

小林明央監督が「今日は3年生に託そう」と起用したダブルキャプテンの塚田と吉本が攻守で期待に応えた。また「調子を見ながら攻撃陣の良さを最大限に引き出したい」(小林監督)という考えに、セッターの浜川琉圭(るか)(2年)と姫子松奏音(かのん)(同)の2人がしっかりと応じた。

塚田花菜・大阪国際主将「春高という集大成の舞台で、勝ち急がず自分たちがやるべきことを徹底できた。準決勝でも1点、1点を大事にプレーしたい」

女子3回戦 大阪国際(大阪) 2-1 銀河学院(広島)

(25-27/25-16/25-13)

女子準々決勝 大阪国際(大阪) 2-0 文京学院大女(東京)

(25-22/26-24) 

清風、気持ちで振り切る

清風は準々決勝の第1セット、尾﨑亮太(3年)の強打などで順調な立ち上がりとみえたが、相手の「Bクイック」に翻弄される。エース・西村海司(1年)が「あのプレーでもっていかれた」と振り返るように、一時はリードされる展開に。だが、「気持ちを込めて打った」という西村の攻撃や田原璃晟(2年)の強打などで加点。ジュースに持ち込まれたが、石川叶真(2年)のスパイクなどもあり、27-25で逃げ切った。

第2セットも、相手の攻撃に攻めあぐねる場面が続く。サーブミスなどもある中、尾﨑や西村らが果敢な攻撃を続け、最後は「打つしかない。『決める』という気持ちだった」と振り返る尾﨑の攻撃で勝利。25-23で振り切った。

下野巧揮・清風主将「準決勝の相手、駿台学園はインターハイで敗れているので、リベンジが一つの目標。まずは試合を楽しんで、必ず勝って決勝に」

男子3回戦 清風(大阪) 2-0 崇徳(広島)

(25-22/25-20)

男子準々決勝 清風(大阪) 2-0 都城工(宮崎)

(27-25/25-23)