「ジャパネット杯 春の高校バレー」JVA第78回全日本高等学校バレーボール選手権大会第3日(7日、東京体育館)男女の2回…

「ジャパネット杯 春の高校バレー」JVA第78回全日本高等学校バレーボール選手権大会第3日(7日、東京体育館)男女の2回戦計24試合が行われ、女子は八王子実践の〝2代目舞子〟が躍動した。セットカウント1-0の第2セット、22-14から身長185センチの1年生、大雲舞子がバックアタックを相手コートに沈めた。

「自分としては悪くなかったけど、(アタックの)コースの幅がなどがまだまだだと思った」

先発でコートに立つと、第1セットの1-1にレフトから、この日最初の得点。ブロックも決めるなど計8得点を奪った。ただ、第2セットは相手のブロックに阻まれる場面もあり、「緩いアタックとの使い分けなどはまだまだできる」と課題も口にした。

小学1年からバレーボールを始めると、昨年は16歳でU-19(19歳以下)日本代表に選出された。幼稚園から常に背の順は一番後ろで「(普段の生活では)頭をぶつけたり、損をすることの方が多い」と苦笑いする。今も「少しずつ伸びている」という長身は、コートの中では大きな武器となっている。

OGで2012年ロンドン五輪銅メダルメンバーの狩野舞子さんと同名。「活躍された先輩なので、自分もそういうふうになりたい」と憧れている。5日の初戦で会場に駆けつけた狩野さんには「頑張ってね!!」と激励された。高校時代の狩野さんを指導した貫井直輝監督も「1年生のころの狩野舞子よりいい。いずれ日本を代表するスパイカーとして活躍できると思う」と大きな期待をかける。

全日本高校選手権では1983年大会(旧春高は93年大会優勝)以来の頂点を目指す。「日本代表で世界一を目指せるような選手になりたい」と大雲。偉大な先輩の背中を追いかける。(山下幸志朗)

■大雲 舞子(おおくも・まいこ) 2009(平成21)年5月20日生まれ、16歳。東京都出身。小学1年からバレーボールを始め、八王子実践中3年時の24年にJOC杯全国都道府県選抜に東京代表で出場し、最優秀選手賞を受賞。25年7月に飛び級でU-19(19歳以下)日本代表に選出され、世界選手権に出場。寝ることが好きで、幼少期は遅くとも午後9時には寝ていた。身長185センチ、最高到達点295センチ。