西武の育成ドラフト1位、新井唯斗内野手(18=八王子学園八王子)が7日、埼玉・所沢の若獅子寮に入寮した。所沢市内の実家か…

西武の育成ドラフト1位、新井唯斗内野手(18=八王子学園八王子)が7日、埼玉・所沢の若獅子寮に入寮した。

所沢市内の実家から、両親に車で送ってもらった。後部座席を開け、締めるしぐさが妙に様になる。

テレビカメラ5台と20人近い報道陣に囲まれる。ニヤニヤ。「えっ、テレビっすか?」。照れながら記者に目を合わせると「えっ、NHK!? やばっ!」と興奮が止まらない。

左ほおの真ん中に、白く小さなぷっくりが。「うわぁ」。お年頃だ。それでも取材は始まる。大人の世界にやって来た。

テレビの代表取材が終わり、撮影が止まる。少し気を抜いてペン記者との取材が始まる。

新井は「めっちゃ緊張してます。まだちょっと慣れないです」と笑う。未知の状況に緊張しながら、わずかな興奮の感情を前面に出してくるのが初々しい。

緊張が解ければ。

「あのー、陽キャなんですけど、家では意外と静かな」

と自己分析。高校野球部のチームメートたちと撮りまくった、楽しそうな集合写真を何枚も持ち込んだ。陽キャだから-。

「青春しました。野球がほとんどなんですけど、文化祭とか体育祭はすごくいい思い出です」

文化祭では特技のピアノでRADWIMPSの「正解」を弾き語りをしようとしたが、5人中1人が合格するセレクションで「落ちました」という。「すっごく歌がうまい人がいて、その人に勝てませんでした」とのことだ。

走攻守であふれるポテンシャルに、人懐こさ。他のルーキーたちの囲み取材の様子も、遠くから背伸びして眺めてくる。

「いじられキャラなので盛り上げていきたいです」

なんてちょっとしたチャラさを示唆しつつ、入寮時の「新井です。よろしくお願いします」「ありがとうございました」と深々と頭を下げる一面も。

高校の先輩、羽田慎之介投手(22)とベクトルこそ違うものの、コミュニティー内で突き抜けていきそうな存在感。なお再生回数10万回超、先輩のASMR動画「けんこうチャンネル」は未視聴とのこと。まずはそこからか。【金子真仁】