「ジャパネット杯 春の高校バレー」JVA第78回全日本高等学校バレーボール選手権大会第3日(7日、東京体育館)男女の2回…

「ジャパネット杯 春の高校バレー」JVA第78回全日本高等学校バレーボール選手権大会第3日(7日、東京体育館)男女の2回戦を行い、男子で秋の国民スポーツ大会準優勝の東山(京都)が初戦で東北(宮城)にストレート勝ちした。3回戦では小松大谷(石川)を下した福岡大大濠と対戦する。

第1セット、東山の2年生エース、岩田怜緯が流れをつかんだ。最初にライトから強打を決めると、サーブに回って2連続サービスエース。さらに相手ミスや速攻などで5連続得点とした。

その勢いのままセットを先取。第2セットは序盤、相手ブロックにつかまるなどで8-11とリードされたが、そこから岩田や東村悠叶(2年)のブロック得点などで追い上げて逆転。さらに岩田のブロック得点などで突き放した。

東山にとっては3年ぶりの春高の大舞台で、選手は全員初出場。しかも今大会から大会方式が変わったため、第3日にやっと出番が回ってきた。

2日間、会場で他校の試合を観戦して「この体育館でプレーしたい」と意欲を募らせていた岩田。実際にコートに立ってみると「こんなに観客が入っているのは初めてで、楽しさも緊張も感じた」という。一方で「こんなに高い天井のところでやったことがない。早く慣れなきゃと思った」。実際、第2セット序盤には2段トスでジャンプするときの感覚がずれて、トスのタイミングに合わないときもあったと振り返る。

とはいえ誰もが緊張する初戦を快勝で終えた。8日のダブルヘッダーでは3回戦で強豪の福岡大大濠と対戦。勝てば3冠を狙う鎮西(熊本)と当たる可能性が高い。

鎮西とは国民スポーツ大会決勝で対戦。フルセットの激戦は最終第5セットに相手エース、一ノ瀬漣(2年)の強打で5点差をひっくり返されて敗れた。

同い年のエースとして「打ち負けた」と自らの責任を感じる岩田は「自分にエースの覚悟が足りなかった。自分がチームを勝たせるエースになりたい」と、春高へ向けて2段トスの打ち込み練習などに汗を流したという。

「国スポのリベンジを果たしたい。そして、そこから日本一を目指したい」。岩田は決意をにじませた。