ジャパネット杯「春の高校バレー」JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会は6日、東京体育館(東京都渋谷区)で1…

ジャパネット杯「春の高校バレー」JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会は6日、東京体育館(東京都渋谷区)で1回戦と2回戦が行われた。群馬県勢の高崎は安来(島根)と対戦、0―2のストレートで敗れて目標の全国1勝はかなわなかった。女子の高崎女を含め、県勢は2校とも敗退が決まった。

高崎にとって2年連続の夢舞台。「前回大会の経験を生かし、初戦の戦い方をしっかりと分析。そのデータをチームで共有するなどチームづくりも進めてきた」。砂川智哉監督は自信をもって選手を送り込んだ。ところが、第1セット、自分たちのペースをつかみ切れず、20―25で先取された。

第2セット、エース児玉は「全部自分に(ボールを)持ってこい」と仲間に声掛けした。チームを鼓舞するように、強烈なバックアタックを何度も放つ。得点するたびにコート内で笑顔を見せた。リードを許しながらも粘り強く食らいつく。「まだいける。粘ろう。しっかりディフェンスから」。主将の新井は勇気づける言葉を繰り返した。しかし、悲願の〝1勝〟には届かなかった。

高校生活最後の大会を終えた新井は「負けたけど、自分たちのバレーができた。得られた経験が一番大きい」と手ごたえ。後輩たちに夢を託した。

(坂本隆浩)

●高崎・砂川智哉監督

「あと一歩足りなかったが、夢の舞台で戦えたことを感謝している。選手たちと一緒にバレーができて本当に幸せです」