「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われるJVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会第2日は6日、男子1回…
「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われるJVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会第2日は6日、男子1回戦で松本国際(長野)が2-1で山形中央を下した。
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松本国際が鬼門だった1回戦を突破した。昨年は春高、全国高校総体、国民スポーツ大会と、大舞台で初戦敗退が続いていた。「チーム全体で(1回戦に)怖い気持ちがあった」と振り返った田沢十希(とき)主将(3年)は「勝ちにいく気持ちが相手を上回った」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
長野県大会はツーセッター制で臨んだが、エースの一人、木村海斗(2年)のバックアタックの威力が増し、攻撃力を高めるためワンセッターに。壬生(みぶ)裕之監督が「一番バレーができる選手」と信頼を寄せる溝渕冬馬(2年)をリベロからセッターに配置転換した。
第1セットは28-26で先取。第2セットを落とし、勝負の第3セットは溝渕の右足がつるアクシデントに見舞われた。ただ、代わった清水瑛太(1年)が奮起し、「最初にトスを上げたとき、勝利を確信した」と指揮官。的確なボールさばきで勝利に導いた清水は「1点ずつ取れば勝てると思っていた」と胸を張った。
壬生監督の母で寮母だった智子さんが2年前に亡くなった。春高が何よりの楽しみだったという。指揮官は「どこかで見ていてくれたと思う」と笑みをたたえた。(嶋田知加子)