「ジャパネット杯 春の高校バレー」JVA第78回全日本高等学校バレーボール選手権大会第1日(5日、東京体育館)開幕し、男…

「ジャパネット杯 春の高校バレー」JVA第78回全日本高等学校バレーボール選手権大会第1日(5日、東京体育館)開幕し、男女の1回戦を行われた。男子は愛工大名電(愛知)東北(宮城)川内商工(鹿児島)清風(大阪)などが2回戦に進んだ。

安定したサーブレシーブで攻撃の起点となった。愛工大名電の福島諒(あき、2年)が難しい体勢からもセッターの頭上に返す好レシーブを披露し、同校6年ぶりの勝利に貢献した。

「しっかり拾えて、レセプション(サーブレシーブ)も安定させることができた」

第1セットは先取されたが、正確なレシーブで強力なミドルブロッカー陣を軸にした多彩な攻撃を演出した。チームは息を吹き返し、2、3セットを連取。守りでチームに落ち着きをもたらした2年生は「前衛のミドルにいっぱい決めさせるのが自分の仕事」と胸を張った。

最高到達点はチーム最高の335センチを誇るが、攻撃面では「ただ(スパイクを)強く打つだけではなく、ブロックに当てて出したりもしないと」と反省も忘れなかった。

Vリーグの豊田合成で活躍し、2010年に日本代表に登録された父・政則さん(42)が同校のコーチを務める。試合前は「お前が打てば全部決まるイメージを持ってプレーしろ」と激励された。父の前で躍動した福島は「親子だから意思疎通がしやすい。それで調子がよくなることもある」と笑顔で明かした。

6日の2回戦は高校3冠を狙う優勝候補の鎮西(熊本)に挑む。「相手は(シードのため)初戦。自分たちは2試合目で慣れている。相手がバタバタとなったときに、一気にいければいい勝負はできるかな」と闘志を燃やした。(依田雄太)

■福島 諒(ふくしま・あき) 2008(平成20)年4月29日生まれ、17歳。愛知・岩倉市出身。アウトサイドヒッター。小1でバレーを始め、中学では現SVリーグ名古屋のU15に所属。中3時にJOC杯愛知県選抜、U16日本代表としてもプレー。好きな食べ物はみかん、枝豆。将来の夢は五輪出場。186センチ。最高到達点335センチ。