「ジャパネット杯 春の高校バレー」JVA第78回全日本高等学校バレーボール選手権大会第1日(5日、東京体育館)開幕し、男…

「ジャパネット杯 春の高校バレー」JVA第78回全日本高等学校バレーボール選手権大会第1日(5日、東京体育館)開幕し、男女の1回戦を行われた。女子は4年連続出場の横浜隼人(神奈川第1)が25-23、25-23で氷上(兵庫)に勝利。エースのマクアリスターアイリーン心寧(ことね、3年)が13得点の活躍を見せた。八王子実践(東京第3)は西彼杵(にしそのぎ、長崎)にフルセットの末に勝利。男子は愛工大名電(愛知)東北(宮城)川内商工(鹿児島)清風(大阪)などが2回戦に進んだ。

悲願のセンターコートへ、横浜隼人の挑戦が始まった。セットカウント1-0の第2セット、24-23からエースのマクアリスターが鋭いスパイクを相手コートに突き刺した。

「苦しい試合になると想定していました。勝ててよかったです」

1年時から年代別日本代表に選ばれた今大会注目のアタッカー。最終学年で主将を任され、心も体も強くなった。「自分が得点するのが一番(チームの)流れができる」と、相手にリードを許した第2セット中盤に3連続得点で流れを変えると、最後の得点も決めて、計13得点を奪った。

「高さとパワー」をテーマにスパイクを強化してきた。きっかけは昨年6月の高校総体神奈川予選決勝リーグの橘戦。「コースの幅がなくて打っても、打っても拾われた」と振り返る。その後は食事にプロテインなども取り入れてタンパク質を多く摂取することを意識。肉体改造にも取り組み、ジャンプ力が向上した。体の切れも増してブロックの間を抜くスパイクなど得点パターンが増えた。

目下の目標は4強入り。米国出身の父を持ち、卒業後はジョー・バイデン前米国大統領の母校でもある米ニューヨーク州のシラキュース大に進学する。「いろんな波を越えて、いい準備をしてここまで来られた」。7日の2回戦は札幌大谷(北海道)と対戦する。最後の春高バレー。センターコートに立って、海を渡る。(山下幸志朗)