ジャパネット杯「春の高校バレー」JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)が来月5日、東京…

ジャパネット杯「春の高校バレー」JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)が来月5日、東京都渋谷区の東京体育館で開幕し、茨城県代表として土浦日大が男女そろって大舞台に挑む。4年連続で全国切符を手にした男子チームの持ち味は「攻撃力」だ。これまで15度の出場を果たしてきたが、今年のメンバーは歴代の中でも際立って能力が高いと評され、上位進出に期待がかかる。

大会2日目に登場

土浦日大の男子チームは大会2日目に高川学園(山口)と対戦する。相手は11年連続14度目出場の強豪で、全国大会常連同士の好カードといえそうだ。

土浦日大の要は、主将の桜井大也、白土涼介、窪田拓実の「三枚看板」のエースたち。桜井はブロックを弾き飛ばすパワフルな打ち込みに定評があり、最高到達点340センチの白土は高い位置から繰り出す攻撃で相手守備陣を翻弄する。窪田はスピードや時間差攻撃を身につけた。

「攻撃力でいえば土浦日大の歴代ナンバーワン。全国で戦える力はあるので、自分たちの攻撃が発揮できれば上位を目指せる」

吉田達也監督は今年のチームをこう評価する。

サーブの成長も見逃せない。県予選では、サービスエースで得点を重ね流れを引き寄せた局面もあった。吉田監督は「サーブの決定率を高め、相手の攻撃を封じ自分たちの展開に持っていくのが理想だ」と語る。

苦い経験を糧に

全国出場を見据えて強化しているのは、ブロックとレシーブの力だ。相手をしっかりと見てタイミングよくブロックできるよう調整し、レシーブの質を高めることに力を入れている。

3年生の桜井にとっては「最後の春高」。初戦敗退が多かった近年の戦績を念頭に「一つでも多く勝ちたい」と気を引き締める。

2年生の白土は、前回大会で雰囲気に圧倒されて力を発揮できなかった悔しさを忘れていない。「3年生を勝たせたい。ブロックの上から力強いスパイクを打てるようにしたい」

思うような結果を出せなかった過去の苦い経験は、チームにとって確かな糧となっている。(谷島英里子)

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雰囲気に圧倒されず

吉田達也監督「大会へ向けギアを上げている。会場の雰囲気や強豪校の名前に圧倒されず、自分たちのプレーができることを期待する」