第104回全国高校サッカー選手権大会が28日、開幕する。愛知県代表で5大会ぶり5回目出場の東海学園は、31日に横浜市の…

 第104回全国高校サッカー選手権大会が28日、開幕する。愛知県代表で5大会ぶり5回目出場の東海学園は、31日に横浜市のニッパツ三ツ沢球技場である初戦の2回戦(午後0時5分試合開始予定)で神村学園(鹿児島)と対戦する。今夏のインターハイ(全国高校総体)を制した強豪相手に大会初勝利をめざす。

 東海学園は県大会6試合で計18得点して勝ち上がった。パスをつないで相手守備を切り崩すのがスタイルだ。県高校総体は3回戦で敗れたが、これを機に「楽しさ」も大事にする雰囲気づくりに切り替えたところ、チーム状況が好転していったという。

 神村学園はJリーグのクラブに内定の3選手を軸に、攻撃的なサッカーを展開。今大会でも優勝候補に挙げられている。

 東海学園の鶴田道弘監督(57)は「愛知で通用したことを続けられるわけではない。力関係を冷静に見極め、プレーを選ぶ必要がある。120%ぐらいの力を出せたら何かが起こると思う」と話す。

 神村学園との対戦が決まってから、守備に重点を置いて調整を続けてきた。MF新井哲平主将(3年)は「速くてテクニックがある選手が多いので、どれだけ粘り強くできるか。走り負けないことを意識したい」と話す。県大会で計2失点の堅守を発揮できれば、勝機も見えてくる。

 攻撃陣では、ドリブルを持ち味とする左利きのFW広川拓海選手(3年)らの奮起に期待だ。「自分たちで歴史を変えるのが一番の目標」と広川選手。新井主将も「勝ってサッカーファンの常識を覆す。全員そのつもりです」と力強く言った。(辻健治)