阪神の石井 大智投手が、来年3月に開催されるWBCのメンバーに入った。背番号は「69」に決まった。 石井は秋田工高専から…
阪神の石井 大智投手が、来年3月に開催されるWBCのメンバーに入った。背番号は「69」に決まった。
石井は秋田工高専から四国アイランドリーグplus・高知ファイティングドッグスで3年間プレー。20年に阪神からドラフト8位指名を受け、高専を卒業した選手として史上初のプロ野球選手となった。
今季は世界記録となる50試合連続無失点の快挙を達成。53試合に登板して防御率0.17、9セーブ、36ホールドと圧巻の成績でリーグ制覇に貢献した。WBCメンバーに高専出身選手が入るのは史上初、独立リーグ出身の投手が選ばれるのは、13年大会のロッテ・角中 勝也外野手(日本航空二ー高知ファイティングドッグス)、23年大会の阪神・湯浅 京己投手(聖光学院ー富山サンダーバーズ)に次いで3人目となる。
先行メンバーとしてドジャースの大谷 翔平(花巻東)らとともに名を連ねた石井は「他球団にも素晴らしい選手が多い中で、今回WBCのメンバーに選んでいただき、光栄に思います。今まで感じたことのないプレッシャーや不安など様々あると思いますが、WBC連覇に向け、少しでも力になれるように、そして自分の成長に繋げられるように精一杯頑張りますので、ご声援のほどよろしくお願いします」とコメントしている。