25日、台湾遠征を行っている九州選抜は台湾高校野球の名門・平鎮高中と対戦。2対2の引き分けだった。 九州選抜の先発・新垣…

25日、台湾遠征を行っている九州選抜は台湾高校野球の名門・平鎮高中と対戦。2対2の引き分けだった。

 九州選抜の先発・新垣 有絃(沖縄尚学)は初回、内野ゴロで1点を失い、3回裏にも高めに浮いたスライダーを打たれ2点目を失い、3回途中で降板した。このピンチを救ったのは2番手左腕・斎藤 遼太郎(有明)。140キロ近い速球、切れ味鋭いスライダーを武器に強力な平鎮高中打線を封じる。

 4回表、敵失で1点を返すと、6回表には城野 慶太捕手(九州国際大付)の適時打で同点に追いついた。城野は6回裏、無死二塁のピンチで飛び出していた二塁走者の動きを見逃さず、アウトにするファインプレーを見せた。

 その後、どちらも譲らず2対2で引き分けとなった。