バスケットボールの高校日本一を決める第78回全国高校選手権「ソフトバンク ウインターカップ2025」(特別協力・朝日新…
バスケットボールの高校日本一を決める第78回全国高校選手権「ソフトバンク ウインターカップ2025」(特別協力・朝日新聞社など)が23日、東京都内で開幕した。栃木県勢は、女子の矢板中央が鵬学園(石川)に90―81で競り勝って2年連続の初戦突破を果たした。男子の宇都宮工は羽黒(山形)に74―105で敗れて2回戦進出はならなかった。矢板中央は24日、2回戦で新潟産業大付(新潟)と対戦する。(津布楽洋一)
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2年ぶりのウインターカップで上位進出に意欲を見せていた宇都宮工だが、羽黒(山形)に100点ゲームを許して大敗。千村隆コーチは「最初の5分が全てだった」と、選手たちが動きが硬かった序盤戦を反省していた。
羽黒は身長198センチのセンターをはじめ、高さのあるチーム。宇都宮工としては、素早いパス回しやドライブで相手の防御を切り崩したいところだった。しかしオフェンスでもディフェンスでも相手にリバウンドを取られて、競り合いに持ち込めない。逆に空中戦を制した羽黒に精度の高いシュートを連発された。
宇都宮工も木村真和(3年)の3点シュートなどで反撃したが、得点差は縮まらなかった。千村コーチは敗戦にも「良い経験になった。選手と私の次年度への宿題」。主将の帯谷潤太郎(3年)は後輩たちに「全国で勝てるチームをつくっていってほしい」とエールを送った。
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矢板中央が鵬学園(石川)の粘りに苦戦したが、最後は選手層の厚さを示して相手を突き放した。
序盤から得点源の阿部麦香(3年)の3点シュートなどで順調にリードを奪った。ところが、ゴール下を支配していたアニクッペ・プリンセスチャマカ(3年)がファウルトラブルで早々とベンチに。これで流れが変わってしまい、第2クオーターで試合をひっくり返された。
しかし、代わって入った小池妃奈(3年)らが奮起した。第4クオーターの勝負どころでシュートを決めるなど、20得点の活躍。「楽しんでプレーすることができた」と笑顔を見せた。長田美華コーチも「ジャンプシュートが得意な選手。リバウンドも取ってくれた」と頑張りをたたえた。
24日は昨年もはね返された2回戦の壁に挑む。主将の堤朝香(3年)は「自分たちがやるべきことを徹底してやって勝ちたい」と語った。