<SoftBankウインターカップ2025全国高校バスケットボール選手権:湯沢翔北103-53徳山商工>◇23日◇1回戦…

<SoftBankウインターカップ2025全国高校バスケットボール選手権:湯沢翔北103-53徳山商工>◇23日◇1回戦◇京王アリーナTOKYO

2年連続13度目の出場となる湯沢翔北(秋田)が徳山商工(山口)に快勝し、2回戦進出を決めた。

第1クオーター(Q)かた攻守がかみ合い、13-0のランでスタートダッシュをきった。第2Qからは紀本心菜(3年)の3点シュート、柿崎愛泉(3年)のジャンプショットなどで猛攻を仕掛け、最後まで流れを譲らなかった。

24得点7リバウンド4スティールの活躍を見せた紀本は「勝てるか心配するんじゃなくて、勝つという強い気持ちで臨もうと試合前からみんなで話していて、その気持ちを持って、いいペースで試合を運べました」と胸を張った。

2点シュートやミドルレンジを得意とするチームメートが多い中、紀本には3点シューターへのこだわりがある。

「自分はそこでチームに貢献してきたので、決めるべきシュートをしっかり決めきろうと思って」

県予選の後から武器の3点シュートにより磨きをかけ、この日は6本の3点シュートを沈めた。

次戦は24日、大阪薫英女学院と対戦する。「ハードになると思いますけど、自分たちの強みをしっかり出して勝ちたい」と意気込んだ。【高橋香奈】