フランス1部のモナコは22日、所属する日本代表MF南野拓実(30)が左膝前十字靱帯(じんたい)断裂したと公式サイトで発表…

フランス1部のモナコは22日、所属する日本代表MF南野拓実(30)が左膝前十字靱帯(じんたい)断裂したと公式サイトで発表した。来年6月に開幕するFIFAワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会出場が絶望的になった。

21日のアウェーのオセール戦の前半36分に左膝を負傷し、途中交代。自力では立ち上がれず、担架でピッチを後にしていた。

日本代表主軸の大けがに、SNS上も悲しみに暮れている。X(旧ツイッター)では「サッカーの神様がいるのなら南野拓実を救ってください」「ショック」「奇跡を祈る」「残念としか言いようがない」といったコメントが集まった。

一般的に前十字靱帯(じんたい)断裂の全治は約8~10カ月といわれており、半年後に迫る大舞台に間に合わせるにはかなり厳しい状況となった。

南野は森保一監督(57)就任以降、日本代表で71試合26得点といずれも最多を記録している。22年W杯カタール大会では10番を背負うも、思うようなパフォーマンスを発揮できず、敗退した決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦でPKも失敗。一時代表から遠ざかるも、クラブで調子を取り戻して再び代表のレギュラーとして欠かせない存在となっていた。