大物が続々と参戦するWBC米国代表は一塁手が空位 来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、野球…

大物が続々と参戦するWBC米国代表は一塁手が“空位”

 来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、野球日本代表「侍ジャパン」の最大のライバルと見られるのが米国代表だ。タリク・スクーバル投手(タイガース)の参戦が決定。ポール・スキーンズ(パイレーツ)と両リーグのサイ・ヤング賞投手が強力タッグを組むことになった。

 どれだけ有力投手陣を招集できるかが懸案だったが、サイ・ヤング賞コンビに加えて奪三振王ローガン・ウェブ(ジャイアンツ)、ジョー・ライアン(ツインズ)の出場が決まった。アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)がキャプテンを務める野手陣も9選手の参加が決まり、空いたポジションは一塁手のみとなった。

 捕手のウィル・スミス(ドジャース)は2021年に一塁手で1試合に出場しただけ。カル・ローリー(マリナーズ)は一塁手としてメジャーの試合に出場したことがない。代表チームでのポジション転向は現実的ではなく、新たな一塁手の選出が注目される。

 米国の一塁手は誰になるのか。SNS上では「本命アロンソ 対抗オルソン 大穴カーツ 希望ハーパー」「Harperが来てくれたら最後の盛り上がりに相応しいよね でもKurtzでもAlonsoでもいい」「後はアロンソが一塁手で決まりか?」などとコメントされた。

 前回大会も出場した通算264本塁打のピート・アロンソ(オリオールズ)か、2度のMVPを誇るブライス・ハーパー(フィリーズ)か、それとも新人王ニック・カーツ(アスレチックス)か、それとも……。いずれにしてもドリームオーダーとなりそうだ。(Full-Count編集部)