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12月16日(現地時間15日)、ダラス・マーベリックスが敵地のデルタ・センターに乗り込み、ユタ・ジャズと対戦した。
アンソニー・デイビスを欠くマブスは、ルーキーのクーパー・フラッグが前半だけで24得点4リバウンド4アシストの活躍でチームをけん引。第3クォーター残り2分13秒にPJ・ワシントンの“3点プレー”で試合最大10点のリードを奪った。
しかし、徐々に反撃を受けると、第4クォーター開始4分9秒に同点の3ポイントシュートを献上。その後はリードを奪取したものの、8点差で迎えた試合終了残り3分6秒から0-11のランを許した。同4秒にフラッグが2本中1本、同3秒にマックス・クリスティーが2本中2本のフリースローを成功。同点に追いつき、試合はオーバータイムに突入した。
延長戦では開始約3分間にわたって無得点。フラッグのフリースロー2本、ワシントンのダンクで計4得点を挙げるにとどまり、133-140で敗戦を喫した。
マブスはワシントンが25得点13リバウンド、ナジ・マーシャルが15得点、ライアン・ネムハードが14得点11アシスト、クレイ・トンプソンが12得点。そして、ドラフト1位指名の18歳がキャリアハイを更新するチーム最多42得点に、7リバウンド6アシスト2ブロック1スティールと大暴れを見せた。
18歳での42得点は、2003年にレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)が残した37得点を上回ってNBA最多。19歳になる前にマークした通算得点を「479」に伸ばし、451得点のトレイシー・マグレディ氏(元トロント・ラプターズほか)を抜いて3位に浮上した。
また、10代で40得点5アシストを記録したのはNBA史上4人目。レブロン、ケビン・デュラント(ヒューストン・ロケッツ)、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)に続き、18歳で成し遂げたのはフラッグが初だという。
■試合結果
ユタ・ジャズ 140-133 ダラス・マーベリックス
UTA|37|34|21|37|11|=140
DAL|43|32|24|30|4|=133