イ・ジョンフは大谷へのリスペクトと対戦への意欲を口にした(C)Getty Images ジャイアンツでの2シーズン目を終…

イ・ジョンフは大谷へのリスペクトと対戦への意欲を口にした(C)Getty Images

 ジャイアンツでの2シーズン目を終えたイ・ジョンフが、来年3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への意気込みを語った。12月8日、ソウルで行われた韓国球界関連の表彰式に出席した際のインタビューでは、「(出場メンバーに)選ばれたら、重要な大会なので自分にできる最大限の準備をする」と話した他、日本代表として出場を表明した、ドジャースの大谷翔平に対しての想いも明かしている。

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 メジャー1年目の2024年、イ・ジョンフは開幕から間もない5月に試合中のアクシデントにより左肩を痛め、残りのシーズンを全休。悔しさを味わい臨んだ2年目の今季はレギュラーとして150試合に出場、打率.266、149安打、55打点などのスタッツをマーク。6年契約の3年目となる来季はさらなる飛躍が期待されている。

 来春、レギュラーシーズンの前に行われるWBCで韓国代表メンバー入り濃厚とみられるイ・ジョンフは、世界一を争う舞台においての大谷との対戦にも強い意欲を示す。韓国ニュースサイト『毎日経済』が12月9日の記事の中で、イ・ジョンフのコメントを伝えた。

 すでに、メジャーでも幾度となる対戦している日本人スターについて、「大谷翔平は“珍しい存在”ではなく“倒さなければならない相手”」などとイ・ジョンフは語っている。また、メジャー移籍前、2023年WBCでの対戦時も振り返りながら、以下の様な言葉も残している。

「前回のWBCで対戦した時は確かにすごいと思った。でも今は同じナ・リーグ西地区でプレーしている。よく見るようになって、驚きはなくなった。むしろ“また偉大な選手と対峙するんだ”という気持ちだ」

 日本と韓国は来年の大会も1次リーグで同組となっており、東京ドームでの対戦が決定している。イ・ジョンフは他にも、来年3月の日本戦を見据え、「同じ舞台でぶつかる相手だから、万全の準備をして臨む」と意気込んでいる。

 メジャーリーガーとしてのキャリアを重ねているイ・ジョンフが、代表チームの先頭に立ち牽引する役割を担うことは明らか。来年のWBCでは大谷との対戦も含め、韓国の中心選手としてのプレーに大きな注目が集まるはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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