2025年高校野球の主な公式戦が終了した。今年も様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の1年を都道府県別に振り返っ…
2025年高校野球の主な公式戦が終了した。今年も様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の1年を都道府県別に振り返ってみたい。
兵庫県では東洋大姫路の強さが目立った。前年秋の優勝から、夏の優勝まで、県内負けなしで史上4校目の「3冠」快挙を達成し、名門の完全復活をアピールした。大阪の履正社を率いて夏の甲子園優勝実績を持つOB岡田監督の下、新たな時代の幕開けを感じさせた。
木下 鷹大投手(3年)、阪下 漣投手(3年)の右腕コンビの投手陣と、高畑 知季内野手(3年)を中心とした打撃陣が安定して強さを見せつけた。春夏ともにライバルの報徳学園との決勝に勝利。頂上決戦でも勝負強さを見せ、県内で君臨した。
さらに春は近畿でも優勝。夏甲子園でも8強に進み、優勝した沖縄尚学(沖縄)にわずか1点差の惜敗と、兵庫県勢としても全国で強さを発揮した。
秋からの新チームでは「主役」が完全に交代した。神戸国際大付が秋季県大会を制すると、秋季近畿大会でも優勝を果たして、明治神宮大会に出場した。複数の投手陣と、1発を誇る重量打線を武器に、明治神宮大会では準優勝。夏までの東洋大姫路を含め、兵庫代表が1年を通して全国で存在感を示した。
兵庫県としては24年に東洋大姫路、25年に神戸国際大付が秋の近畿大会で「連覇」。兵庫勢の「連覇」は2006年から報徳学園、東洋大姫路が連覇して以来、18年ぶりだった。近畿大会の「兵庫勢・秋春秋3連覇」は史上初。センバツでは23年から報徳学園が2年連続で準優勝を果たすなど、近年は兵庫県の「黄金時代」到来も感じさせる。
神戸国際大付は東洋大姫路に続く「兵庫3冠」を狙い、近畿および全国でも強さ発揮を目指す。