PGAツアーは「RSMクラシック」で2025年の全日程を終了した。9月の「プロコア選手権」でスタートしたフェデックスカ…

バミューダ選手権で3位に入り来季シードに滑り込んだ(Mike Mulholland/Getty Images)

PGAツアーは「RSMクラシック」で2025年の全日程を終了した。9月の「プロコア選手権」でスタートしたフェデックスカップ・フォール(秋季シリーズ)7試合は来季の出場資格争い、ボーダーラインのポイントランク100位を巡る攻防が繰り広げられた。

8月初旬のレギュラーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」までの上位70位が翌週以降のプレーオフシリーズ(全3戦)に進出し、まず来季の優先的な出場資格を得る。71位以下で終えた選手たちは秋季シリーズで、レギュラーシーズンのトップ70に次ぐ権利(71~100位)を得るべく奮闘。101位以下にいた9人が逆転で獲得圏に滑り込んだ。

一番のサブライズは「ユタバンク選手権」で優勝したマイケル・ブレナンと言える。今季は3部相当のPGAツアー・アメリカズで3勝し、ポイントランク1位で来季の下部コーンフェリーツアー昇格を決めていたが、推薦出場した2年ぶりのPGAツアーを勝ち、ポイントランク外から98位でフィニッシュした。なお、優勝で得た資格の方が出場優先順位は高く、来季はレギュラーツアーの全試合に出られる。

「バミューダ選手権」で優勝したアダム・シェンクはシリーズ前の133位から69位に、「サンダーソンファームズ選手権」を制したスティーブン・フィスクは140位から73位に浮上。どちらも圏外から出場権をつかみ取った。

106位だったリコ・ホイは「ベイカレントCレクサス」の4位を含め、秋季シリーズで4回のトップ10入りを果たして54位にランクアップ。シリーズ終了時点で51位から60位までの選手は来季序盤のシグニチャーイベント(昇格大会)「AT&Tペブルビーチプロアマ」、「ザ・ジェネシス招待」にも出場できる。

101位でシリーズを迎えたビンセント・ウィーリーが75位に、チャド・レイミーが118位から93位、チャンドラー・フィリップスが124位から94位に、トービヨン・オルセン(デンマーク)は120位から96位に浮上。そして、バミューダ選手権で3位に入った金谷拓実が、134位から99位に上げて9人目の滑り込みに成功した。

ほかの日本勢では、84位から95位に後退した久常涼は昨年と同じ出場カテゴリーを守った。金谷と同じルーキーの星野陸也は183位から173位、大西魁斗は198位から199位の変動にとどまり、逆転はならなかった。

また、トップ100からはじき出されたのもボウ・ホスラー(89→104)ら9人。アダム・スコット(オーストラリア/90→112)、デービッド・リプスキー(91→107)、マット・ウォレス(イングランド/92→103)、ジョエル・ダーメン(93→122)、トム・キム(韓国/94→108)、パトリック・フィッシュバーン(95→109)、アンドリュー・パットナム(96→114)、テイラー・ムーア(100→121)は来季、別の資格でスタートするか、12月の予選会に回ることになる。