「春の高校バレー」として行われるJVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(サンケイスポーツなど主催)の地方大会…
「春の高校バレー」として行われるJVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(サンケイスポーツなど主催)の地方大会は24日、東京大会が行われ、女子では前回本大会準優勝の下北沢成徳が優勝、第1代表として本大会へ駒を進めた。
準決勝では夏の全国高校総体に出場し、国民スポーツ大会では8強となった八王子実践に2-1(23-25、25-10、25-22)の逆転勝ち。決勝では文京学院大女に2-0(26-24、25-20)で勝利した。
「第1代表は本大会でも有利になる。絶対に1位通過と思っていた。目標を達成できてよかった」。エース萩野明花(3年)がうなずいた。
6月に行われた高校総体東京都予選では、今大会と同じ4校による決勝リーグで全敗し、4位に終わった。「チームとして一つになれていなかった。一人一人に自信がなく、何をやってもうまくいかない期間で情けなく思った」。
それでも、その後はチームが一丸となれるよう、3年生が率先して下級生に意見を言いやすい雰囲気を作るように努力した。「いい難さを感じていた1年生が、厳しい言葉をかけてくれるようになった」と荻野。そこからチームは春高予選へ向けて上げてきた。
「まとまりだけでなくいろんなものが足りなかったが、うまくいかない状況を味わわないと超えられない。ちゃんと味わおうとやってきました。うまく乗り越えられた」とは伊藤崇博監督だ。
春高では今のチームで初めて全国の強豪と対戦することになる。それでも荻野は「その分、データも取られていないので…」とニヤリ。この日もバックアタックなどはあえて使わなかった。「本大会の目標は日本一。(高校総体優勝の)金蘭会(大阪)や(国民スポーツ大会で優勝した岡山の主体となった)就実に勝てるチームを念頭に、より一層強いチームを作って臨みたい」と上を向いた。