◇米国女子◇CMEグループ ツアー選手権 3日目(22日)◇ティブロンGC ゴールドコース(フロリダ州)◇6590yd…
◇米国女子◇CMEグループ ツアー選手権 3日目(22日)◇ティブロンGC ゴールドコース(フロリダ州)◇6590yd(パー72)
3日目の最終18番は左から4ydと最も池に近いエリアにピンが切られた。刈り込まれたグリーン周りは池に向かう傾斜もきつく、引っ掛けたり、距離が足りなければ容赦なく吸い込まれるシチュエーションだった。
ピンまで残り190yd、アイアン型の6UTを握った岩井千怜の2打目が餌食となった。広い右サイドを狙って軽くドローをかけていくイメージだったが、アゲンストの風を感じて飛ばしにいった分、フェースがかぶるようなインパクトだった。「(アゲンストが)イヤだなーと思いながら…。案の定、やっぱり飛ばしにいっちゃった。『そうなるよな…』って」
左からのアプローチがオーバーし、短くないボギーパットをねじ込んだ必死のフィニッシュ。アグレッシブなスタイルで米ツアー1年目からタイトルもつかんだ23歳だが、“攻めた結果”と割り切るそぶりはなかった。「攻めるところと、攻めないところで言えば、18番はそこまで攻めなくてもいいポジションだった。まだまだだなって、もうちょっと成長したいなって思いました」と自戒を込めて言った。
通算8アンダー24位で迎える最終日へ「きっと明日も(無理に)攻めちゃう気がするんですよね…」と苦笑しつつ、それでも変わるべきところは変えていきたい。ルーキーシーズンから年間ポイントレース15位と堂々のポジションで最終戦のエリートフィールドに進んでも、これからもっともっとレベルアップしていくために。
「『欲』です。(状況次第で)欲を捨てなくちゃいけないんですけど、欲が出ちゃいます…」。コースと向き合い、自らの内面とも向き合うのがゴルフ。悩みの種は、新たなステージへ進む糧にもなるはずだ。(フロリダ州ネープルズ/亀山泰宏)