◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 2日目(21日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71…

原英莉花が上位で週末へ。優勝で来週の国内最終戦「リコーカップ」にも向かえる

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 2日目(21日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71)◇晴れ(観衆2026人)

前週「伊藤園レディス」を4位で終えた2021年大会覇者の原英莉花が、首位と4打差の6アンダー5位で折り返した。国内ツアーのシード権を放棄して米女子下部エプソンツアーを主戦場にした今季、3試合目の国内出場。13位から1イーグル3バーディ、2ボギーの「68」で回り、上位で週末を迎える。

今週は開幕前に急きょ3本のクラブのグリップ交換を行った。初めての米国転戦で交換頻度が減り、前週の開幕前に6カ月ぶりに新調したばかりだったが、「入れ方が独特で、角度にちょっとしっくり来ていなくて」とモヤモヤがあった。開幕前日のプロアマでも右に行きがちだったとドライバー、5番と9番アイアンの再調整に取り掛かった。

終盤17番のパー5(510yd)ではドライバーから5番アイアンとつないで2オンに成功させ、イーグルを奪取。残り187ydからの第2打は、アルバトロス寸前という会心のショットだった。「調子もそこまで悪くないし、うまくコントロールできればいい戦いができるんじゃないかな」と手応えを口にする。

グリップ交換をした3本の違和感は解消されつつある

首位に立つのは、ともに尾崎将司に師事する佐久間朱莉。佐久間が同門となるきっかけにもなった 2017年「日本女子オープン」の記憶は鮮明だ。「朱莉ちゃんは(飛距離において)結構、後ろの方にいて。パー4もロングホールと感じる距離だろうなって。でも、今はめちゃくちゃ飛ぶし、そこに努力が見えますよね」。4歳下の妹弟子の年間女王戴冠に、同じプロゴルファーとして尊敬の念を抱かずにいられない。

原も今季は米国で初優勝を遂げるなど好成績を残し、来季の米女子レギュラーツアー昇格を決めて帰国した。大会を盛り上げる意味でも、同門同士による優勝争いは最高のシチュエーションに違いない。「邪魔者になりそうだけど、頑張ります」と冗談めかしつつ、謙遜な言葉に力強さを込めて週末を見据えた。(愛媛県松山市/石井操)

ショットへの手応えを深めて週末へ