全日本大学準硬式野球連盟は、大阪府内で第4回全日本大学準硬式野球東西対抗日本一決定戦甲子園大会(以下、甲子園大会)を始動…

全日本大学準硬式野球連盟は、大阪府内で第4回全日本大学準硬式野球東西対抗日本一決定戦甲子園大会(以下、甲子園大会)を始動。19日は大阪府内で午前中にベースボール5を通じた交流に時間をあてた。

 ベースボール5は2017年に野球、ソフトボールの振興の一環として発表された新アーバンスポーツ。2026年に予定されているユースオリンピックに公式種目として追加される。1チーム5人。男性、女性それぞれ2、3人ずつで構成することが決められており、場所に関係なく、ボール1つあれば試合が出来る。何より夏の甲子園では、ユースの日本代表選手が始球式を行ったという点でも認知が広がり、人気が徐々に高まっている。

 準硬式は2023年頃からベースボール5とのかかわりを持ち始め、今年は本格的に大会にも出場する。この企画を担当している関東地区大学準硬式連盟の山中達也は「準硬式が掲げるダイバーシティ。さらにこれから発展していく立場という点で互いに高めあう存在です」と準硬式にとって大事な取り組みだと主張する。

 ゆえに今回の企画は、「ベースボール5の魅力を感じて、今後もやってもらえたらと思っている」と話しながらもあくまで大事にしてきたのは「メンバーの一体感を作ることが出来たらと思っています」と、大会成功に向けた強い意志で計画してきたことを語る。

 「プロジェクトチームの学生委員長・田中優乃さんから、一体感を大事にすることは聞いたこともありますが、初日だけでは親交を深めるのは難しいと感じていました。ですので、このベースボール5を通じて地区の垣根を越えた交流を通じて、より一体感を高めたいと思っていました」

 会場では地区関係なく、スポーツを通じた交流が活発に行われた。試合になれば、白熱したプレーが繰り広げられ、大いに盛り上がった。

 参加した東日本選抜・加藤匠翔は「自分たちの地区ではこうした取り組みはやったことがないので新鮮でしたし、男女関係なく交流出来るので距離は縮まった」と親交を深められたという。

 2年生ながら参加している東日本選抜・伊藤悠も「初めてでルールもわからなかったですが、楽しいですし、東西関係なく交流できて良かった」と先輩後輩、地区関係なく交流出来たことに満足していた。

 狙い通り、ベースボール5を通じて全体の統一感が高められた。21日の甲子園での試合がますます楽しみなものとなりそうだ。