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 インディアナ・ペイサーズは、11月16日(現地時間15日、日付は以下同)に行われたトロント・ラプターズ戦を111-129で落とし、7連敗へ陥った。

 この試合、ペイサーズではパスカル・シアカムがゲームハイの30得点に4リバウンド3アシスト2スティール、アンドリュー・ネムハードが22得点4リバウンド5アシストを残すも、2ケタ得点に達したのはこの2選手のみ。翌17日を終え、イースタン・カンファレンス14位の1勝12敗へ低迷。

 昨シーズンのプレーオフでイーストを制してNBAファイナル進出を果たしたペイサーズだが、今シーズンはケガ人続出もあって苦戦。司令塔タイリース・ハリバートンがアキレス腱断裂のためシーズン全休のほか、現在はベネディクト・マサリン(右足親指捻挫)、オビ・トッピン(足)らが戦線離脱している。

 そして、ラプターズ戦前の会見で、リック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は14日のフェニックス・サンズ戦でアーロン・ニスミスが左ヒザを負傷したことで「少なくとも4週間はかかるだろう」と明かしていた。

「(1カ月後の)12月15日に聞いてくれ。ただ、これはとても良いニュースだ。本当に、本当に良いニュースだ。彼はヒザを固定するための器具をつけていないし、歩くことはできている。おそらく4週間だろうと言ったが、それより短くなる可能性もある。現時点では不透明だ。しかし、彼の状態は非常に良く、このニュースは非常に、本当に良いものだ」

 とはいえ、ペイサーズ在籍4年目のニスミスは、11試合の出場でいずれもキャリアハイとなる平均30.5分15.5得点4.5リバウンドに1.5アシストを残していただけに、痛手になることは間違いない。

 そうした中、カーライルHCは11試合連続で欠場中のマサリンが復帰へ近づいているとも語っていた。開幕2戦で平均31.0得点7.0リバウンド2.5アシストを残していたウイングが戻ってくれば、ペイサーズにとって大きな助けとなるに違いない。