「春の高校バレー」として行われるJVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(サンケイスポーツなど主催)の地方大会…
「春の高校バレー」として行われるJVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(サンケイスポーツなど主催)の地方大会は15日、4府県で決勝が行われた。神奈川大会はトッケイセキュリティ平塚総合体育館で男女の準決勝、決勝が行われ、男女2枠ずつが来年1月5日開幕の本大会に進出。男子決勝で東海大相模は慶応義塾にセットカウント0-2で敗れたが、第2代表で2大会ぶり8度目の出場を決めた。
準決勝では武相にセットカウント2-0で勝利して、本大会への切符をつかんだが、決勝は直近の練習試合では1勝1敗と互角だったという慶応義塾からセットを奪うことができず。リベロで主将の根岸徹平(3年)は「率直にうれしい気持ちがあるんですけど、自分たちは第1代表で出るという目標だったので、そこは悔しい」と複雑な表情を見せた。
根岸は1年時もリリーフサーバーとして春高のコートにも立ったが、チームは1回戦で市尼崎(兵庫)に敗れた。「春高は自分たちのバレーをしに行かないとあっという間に終わってしまう。どれだけ練習の成果を出せるか」。大舞台を知る者として本番までの残り約1か月半、仲間に経験を伝えていく。