◇国内女子◇伊藤園レディス 2日目(15日)◇グレートアイランドC(千葉)◇6769yd(パー72)◇晴れ(観衆505…
◇国内女子◇伊藤園レディス 2日目(15日)◇グレートアイランドC(千葉)◇6769yd(パー72)◇晴れ(観衆5054人)
7バーディ、1ボギーで7月「明治安田レディス」第1ラウンドに並ぶシーズン自己ベスト「66」をマークした。28位から、首位と2打差8位に浮上した。それなのに、脇元華の表情はいまひとつだ。「ショットが良かったです。フェアウェイを外したのは1度(記録は12/14のフェアウェイキープ率85%)だけだし」。後半15番(パー5)でティショットを大きく左に曲げて、隣接する8番に打ち込み、残り180ydから4オンさせ、5mをねじ込んだ。“ガッツ・パー”を振り返る時も苦笑いだ。
来季ツアー前半戦出場権が得られるメルセデスランキング55位圏外の58位で、今大会を迎えた。18.5pt差は大会単独21位(19pt)なら詰められる僅差だが、相手があって単純な話ではない。しかも、2週前「樋口久子 三菱電機レディス」にはコルセットを巻いていた腰に簡易式カイロを入れたプレーだ。深刻な顔になるのは仕方ない。
腰痛に泣かされた今シーズン。父信幸さんと妹が腰の手術経験があり「もともと腰が悪い家系なのかな」と苦笑いする。強い痛みが走ったのは今季開幕前のトレーニング中だった。6月「リゾートトラストレディス」では第2ラウンド後、プロ8年目にして初めてレギュラーツアーを棄権。3週前「マスターズGCレディース」も棄権した。周囲から休養を勧められたが、2019年に初奪取し、即20年に手放し、昨季再奪取したシードを手放す“恐怖心”から拒否。練習量を落として戦い続けた。
トレーニングは器具を使えず、自重かチューブを使うメニューやジョギングのみ。大会期間中はホールアウト後のショット練習を敬遠することが多く、初日はパット練習のみで引き上げた。「頑張れてないです。3、4割のゴルフしかできないし、そんな状態じゃ“勝てるわけないよな”って心が折れかけながらやってきた」とこぼした。
12月中旬にヘルニアの手術を受ける。シード喪失し、来季ツアー前半戦出場権が得られるランク55位以内を外した場合、12月2日から4日間の最終QT(茨城・宍戸ヒルズCC)に向かう。しかし、来週「大王製紙エリエールレディス」終了時の結果次第で、そんな心配も消える。
手術を受ければ、復調の「見通しがたっている」という来季へ。どうあってもスケジュールが組みやすい前半戦出場権が欲しい。「昨日も“久々に60台出たなあ”って感じ」という好調なショットを武器に、正念場を乗り越えたい。(千葉県長南町/加藤裕一)
<今大会10位までの獲得ポイント>
優勝/200pt、2位/120pt、3位/90pt、4位/70pt、5位/60pt、6位/55pt、7位/50pt、8位/47pt、9位/44pt、10位/41pt