◇米国女子◇アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン 事前(11日)◇ペリカンGC (フロリダ州)◇…

馬場咲希は20歳のルーキーシーズンで最終戦進出を狙う

◇米国女子◇アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン 事前(11日)◇ペリカンGC (フロリダ州)◇6349yd(パー70)

長丁場のシーズンでも最もタフかもしれない3連戦が、馬場咲希にとってまさに勝負どころとなる。

「メイバンク選手権」「TOTOジャパンクラシック」とアジアシリーズ終盤2試合を戦ってから、一気に米本土の東海岸へ。テキサス州ダラスを経由してフロリダ州タンパまで飛んできた。日本との時差は14時間。時差ボケを「はい、あります」と笑って認め、最低気温で5℃を下回る想定外の寒さに「身体がビックリしちゃってる感じ」と言いながら、開幕2日前に初めてのコースを18ホール回り切った。

サントリーと契約する先輩・渋野日向子とのラウンド

年間ポイントランキング(レース・トゥ・CMEグローブ)で61位。上位60位までが進める次週の最終戦「CMEグループ ツアー選手権」(フロリダ州ティブロンGC ゴールドコース)のエリートフィールド入りがまさに手の届くところにある。どんなに疲れていようと、事前準備から最善を尽くそうと必死だ。

すでにランク80位までの「カテゴリー1」を手中に収めたルーキーシーズンの戦いぶりは、「来年プレーできる場所も決まっていなかった中で、自分でつかんだシード。第一目標をクリアできたことは“よい”と思います」と自分でも評価できるもの。そこに満足せず、フィールドが絞られるアジアシリーズ4試合の出場権を確保できそうになった段階からターゲットを最終戦に切り替えてきた。

時差ボケは大変でも初めてのペリカンGCをしっかりチェック

予選カットのないアジア4試合で32位→19位→64位→10位と地道にポイントを稼ぎ、ボーダーライン60位と6.334pt差に迫る。「ずっと、やりたかったことはそんなに変わっていなくて。でも、予選落ちが続いて、どうしても予選通過を見てしまってできなかったところが、(カットのない状況で)思い切ってできた」。カットラインとの攻防の中で自分のテーマよりも無難にスコアをまとめようとしてしまい、決勝ラウンド進出もゴルフの積み上げもままならなかった状況を乗り越えられそうな兆しがにじむ。

昨季の下部エプソンツアーから始まった米国での冒険2年目。最後の力を振り絞って頑張ったあかつきには、精鋭が集うボーナスステージが待っている。(フロリダ州ベルエア/亀山泰宏)