「春の高校バレー」として開催されるJVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)の京都府予選が…
「春の高校バレー」として開催されるJVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)の京都府予選が開幕し、男子は2連覇中の洛南と3年ぶりの全国出場を狙う東山が決勝に勝ち進んだ。女子は28回目の優勝を狙う京都橘と令和2年以来の頂点を目指す北嵯峨が決勝で激突する。決勝戦は15日に島津アリーナ京都(京都市北区)で行われる。
準決勝は男子の第1試合で今夏の全国高校総体(インターハイ)府予選で洛南に競り勝ち、全国の舞台を踏んだ東山が、府予選全試合を通じてセットを落とさない安定感で北嵯峨を破り、決勝に駒を進めた。第2試合は昨年優勝の洛南が花園を丁寧な試合運びと多彩な攻撃で翻弄し、ストレート勝利を収めた。
女子は昨年優勝の京都橘が洛北から第1セットを先取。第2セットでは最後の決め手を欠き迫られたものの、王者の意地を見せ勝利した。第2試合は北嵯峨と福知山淑徳が対戦。北嵯峨は準々決勝、京都先端科学大付属と3セットまでもつれ込む熱戦を制し、勢いそのままに福知山淑徳との準決勝をストレート勝利で終えた。(小野田銀河、写真も)