「春の高校バレー」として行われるJVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(サンケイスポーツなど主催)の地方大会…

「春の高校バレー」として行われるJVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(サンケイスポーツなど主催)の地方大会は9日、8県で決勝が行われ、埼玉男子は春日部共栄が昌平を3-2で下し、20大会ぶりの本大会出場を決めた。長野は男子が松本国際、女子は東京都市大塩尻。兵庫の男子は夏の全国高校総体準優勝の市尼崎が順当に駒を進めた。

埼玉男子は春日部共栄がフルセットの激闘を勝ち抜いた。エースの伊藤巧寿主将(3年)は「チーム全体で戦おうと決めていた」と笑顔だ。高校総体の県予選決勝ではジュースとなった第1セットで、あと1点を取り切れず全国切符を逃した。「それ以来、最後に決め切れるように練習してきた」。念願の本大会に向けて「全国でも勝負できるチームを作っていきたい」と意気込んだ。